精神科医が弾劾が司令官暗殺の理由と指摘

2019.1.9


 independentに よれば、メンタルヘルス専門家のグループは、1週間近いイランとの高まった緊張のあと、ドナルド・トランプ(Donald Trump)が執務のための継続した適正を特定するための評価を受けるよう要求するために緊急に行動しなければならないと議 会に警告しました。

 世界メン タルヘルス同盟(The World Mental Health Coalition)は、弾劾のストレスがトランプ氏のメンタル状態を引き起こしかねない危険なレベルまでに悪化することを議会に警告した1ヶ月後に声明を出しました。

 「我々はしばらくの間、これについて真剣に警告しています。米議会は遅滞なく、直ちに、力強く行動しなければなりません」 とグループは、ホワイトハウスでイラン危機について用意された声明を発する間に、大統領が繰り返し言葉を発音するのに苦労 し、鼻をすすった直後に、同紙が入手した声明の中でいいました。

 彼らはトランプ氏は「精神とメンタルともに危険で無能力」であり、誤って増幅された自己イメージが疑問視されたり、彼の感 情が誇大な称賛を必要とする彼の感情が阻害されたとき、可能性の感覚を取り戻そうとして暴力で攻撃したり、他人を支配しよう とする人物と一致するものを示すといいました。

 このグループは、軍高官は年に1度、心理学鑑定に合格する必要があるのに、最高指揮官は「最も必要な人物で、最大に危険」 であるにも関わらず、こうした必要条件から免除されていると指摘し、中東における現在の緊張はこれを、アメリカ国民が不安定 で、無謀で、衝動的で、破壊的なやり方で振る舞う精神障害のある人物が引き起こす危険な状況に対処するのをこれ以上待てない 「臨界期」とすると指摘しました。

 議会は戦争を宣言し、資金を出す憲法上の権限を持つのだから、「直ちに彼の手にあるあらゆる戦争を行う権限を奪うために直 ちに行動」すべきだと、彼らは言い、議会は精神的な危険を評価・管理する資格がある医療コミュニティの人たちから正確な情報 を与えられることが必要不可欠だとつけ加えました。

 「我々は議会に鑑定ではなく、プロファイルのために我々の助言を受け、この精神を害した大統領を取り扱うメンタルヘルスの 状況を真剣に対処するよう勧告します」と彼らはいいました。

 グループには大統領を個人的に診察した人はいないものの、一人のメンバー、ジョージ・ワシントン大学(George Washington University)の教授、リチャード・ジィナー博士(Dr Richard Zinner)は先月同紙に、精神科医に診察していない人物の診断をすることを禁じる、いわゆる「ゴールドウォーター規則」は「原則や基準以上のもの」だといいました。倫 理上の規範の基本的ガイドラインを確立する米国精神医学会の倫理綱領の前文が、精神科医の責任は何よりもまず、患者にあり、 そして社会、同僚たちと医師本人の順番だと伝えることから、それは規則とは異なります。

 グループの理事、イェール大学教授、バンディ・リー博士(Dr Bandy Lee)は同紙に、イランの将軍、カシム・スレイマニ(Qassem Soleimani)に対する空爆でバグダッドの米大使館への侵入に対応するためのトランプ氏の決定は、彼が示された最も極端な選択肢を選ぶことから、予測されたといいま した。

 リー博士は800人以上の同僚が、トランプ氏の根拠なく誤って増幅された自己イメージはそうした傷に耐えられそうにないた め、彼に対する弾劾手続きが生んだストレスが「間違いなく彼を激しい憤怒へ送り込む」と議会に警告する請願に署名したと指摘 しました。彼女は精神科医とメンタルヘルスの専門家としての彼女の視点から、ずっと前からメンタルヘルスの鑑定を完全な基準 を満たす人が、他人と自己への危険性に基づくと、戦争遂行の権力と核兵器を完全な指揮権を持ち続けられることは「想像を超え る」とつけ加えました。

 「国防総省当局者が愕然とし、暗殺の選択肢を彼に示すことまで考えたことは、彼の周りの者たちが彼を理解していないこと と、彼を管理するために彼らが準備不足であることをはっきりと示します」と彼女はいいました。「彼らはガソリンの中に投げ込 むために彼に望んでいたマッチ棒を手渡したも同じです」。

 世界メンタルヘルス同盟では、トランプの精神状態に関する書籍「The Dangerous Case of Donald Trump: 27 Psychiatrists and Mental Health Experts Assess a President」も出版しています。


 

 精神科医がトランプの精神状態を心配するのは、これがはじめてではなく、当サイトでもそういう記事を紹介したこと があります。(関連記事はこちら

 米上院で、トランプの核戦争遂行能力に対する疑問が議論されたことがあります。(関連記事はこ ちら

 トランプが示された中で、最も極端な選択肢を選ぶという意見にはまったく同感です。それは昨日のコメントの中で指摘したと おりです。

 さらに、現在進められている弾劾手続きが、トランプの精神状態を悪化させ、そのストレスから逃避するためにスレイマニ司令 官を暗殺したとの見解も、納得できるものです。この先、さらに手続きが進めば、トランプが何をはじめるかは、本当に懸念され るところです。アドルフ・ヒトラーは、自分が死ぬときはドイツも滅ぶべきだと考えましたが、トランプが同じことを考えないよ う、我々は毎日、神に祈るべきかもしれません。

 日本では、「なぜ今、トランプはスレイマニを暗殺したのか?」というような、トランプが正気であることを前提とした議論ば かりされていますが、そもそもの前提が間違っています。精神面からアプローチした方が正確にトランプを捉えられます。トラン プは狂っていますし、その兆候は過去からありました。彼と関わりと持った人の多くが、彼の異常性を指摘しています。

 そんな人物を、ヒラリー・クリントンという人物が存在していたにも関わらず、大統領に選んでしまったのが、そもそもの間違 いでした。いまさら言っても、仕方がないといえば、そのとおりです。




Copyright 2006 Akishige Tanaka all rights reserved.