心理学者がトランプ大統領を精神障害と認定

2017.1.31
追加 2017.2.1


 mirror.co.ukによれば、医療専門家はドナルド・トランプ(Donald Trump)が悪性のナルシズムを含めた精神障害の典型的な徴候を示していると警告しています。

 大統領選挙で彼と戦ったとき、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)はトランプが大統領職に性格的に向いていないと主張しました。その時、人々は彼女が冗談を言っているか、安っぽい政治的な打撃を撃とうとしていると考えました。しかし、ここ10日間の後に、人々は彼女型正しかったかどうかを問い始めています。

 精神衛生の専門家が意見を述べて、心理学者すら、いまやトランプの精神状態を疑いはじめました。

 数千人のメンバーを持つ「トランピズムに反対する民間セラピスト(Citizen Therapists Against Trumpism)」とよばれるグループさえ作られ、トランプの疑われる精神病を警告する宣言を発表しました。

 彼らは警告する徴候は以下のとおりであると主張します。

  • 移民と宗教的少数派を含めた脅威とみなされる人々のグループに罪を着せて追放すること
  • ライバルと批判者の名誉を傷つけ、嘲笑し、卑しめること
  • 恐怖と怒りを訴える有力者の排他的集団を育成すること
  • 我々が彼を信頼するだけで我々の問題を解決すると請け負うこと
  • 歴史を作り替え、真実と合理的な説得のための必要性を理解するのはほとんど気にかけないこと

 それ以上に「民間セラピスト」は、トランプの傲慢なやり方は、他者が敗者になれば、本当のアメリカ人だけが勝者になれるという幻想を創り出していると主張します。しかし、それはそこで止まりません。

 開業する心理療法士、ジョン・D・ガートナー(John D Gartner)は「てんかん気質」という記事の中で「US News」に、トランプは危険なほどの精神障害があり、大統領であることは性格的にできないといいました。

 本当に彼はトランプが「悪性のナルシズム」のすべての徴候を示すと固く信じています。それはナルシズム、反社会的人格障害、攻撃性とサディズムの組み合わせとして臨床的に定義されます。

 一方、「the NY Daily News」の記事において、臨床精神分析医のジュリー・ファトレル博士(Dr Julie Futrell)は今週さらに一歩遠くへ進み、「こういう風に誰かを説得するために論理を使えないため、ナルシズムは現実を見る彼の能力を弱めます」といいました。

 「300万人の女性が行進?。彼を動かしません。顧問たちは政策選択が機能しないことを指摘?。彼は気にしません」。

 ある匿名の心理学者は「the NY Daily News」にいいました。「彼は自尊心を高め、他者を傷つけることによって自分自身を守る精神障害の人です」。

 この懸念はしばらくの間、そこにありました。

 「the NY Daily News」によれば、80年代にトランプのために働いたことがある女性、バーバラ・リズ(Barbara Res)は、1982年のある日、誰かがナルシズムに関する新聞記事を持ってきたといいました。

 彼女は「トランプタワー建設に責任を負うチームだったら、我々全員がトランプが非常に、特別に自分本位に振る舞うことを知っていました。その人について、我々は記事に概説された性格が『T』がつくドナルドに一致すると意見が一致しました。いま、35年後、専門家たちは、当時、我々が知っていたことを言っています。いまや、彼はずっと悪化しています」。

 先月、3人の主要な精神医学教授は、バラク・オバマ(Barack Obama)に、トランプの精神安定について、重要な懸念を表す手紙を書きました。

 ハーバード医療スクール、カルフォルニア大学から賞賛される教授らは、現職の指導者をせき立て、次期大統領の完全で、医学的な、精神病学的な評価を指示します。

 「尊大さ、衝動性、侮辱や批判への過敏性、を含む広く報告される彼の精神の不安定は、我々を職務の巨大な責任への適性への疑問へ導きます」

 しかし、恐らく、最大の権威はアメリカ精神医学協会(the American Psychiatry Association)でしょう。協会は長年にわたり、9項目のチェックリストを開発しました。

 これらの特徴のちょうと5つを示すなら、ナルシズム人格障害があると定義されます。

  1. 自惚れの壮大な感覚を持つ(例 業績、才能の誇張。相応の業績なく優れていると認められることを期待する)
  2. 無制限の成功、権力、華麗さ、美しさ、理想的な愛の想像に心を奪われる
  3. 彼または彼女が特別で希有であり、その他の特別で、高位の人々(機関)にのみ理解され、提携すべきと信じる
  4. 法外な賞賛を必要とする
  5. 権利付与の感覚がある。言い換えれば、特別な有利な取り扱いや、彼または彼女の期待に自動的に適合することを不合理に期待する
  6. 対人関係において搾取的。言い換えれば、彼または彼女の目標を達成するために他者を出し抜く
  7. 共感の欠如。他者の感覚と必要性を認めたり、特定する気がない
  8. よく他者を妬んだり、他者が彼または彼女を妬んでいると信じる
  9. 傲慢で横柄な行為や態度を示す

 記事の前半を紹介しました。途中まで読んだところで気分がめいってしまい、後半を訳する元気がなくなりました。

 頭がおかしい男が米軍の最高指揮官に座っているのです。少なくとも、今後4年間は。

  しかし、彼の心理的特徴が分かったのだから、これを利用して、できるだけ彼の任期を短くすることはできるのかも知れません。辞任、弾劾、その他の方法は4年間を縮める余地を残しています。それだけが希望です。

 追加します。あとで気を取り直して、結局、記事の後半も訳しました。トランプに関するドキュメンタリー番組を観た結果からも、チェックリストの全部にトランプは引っかかるといえます。彼の著書などを分析すれば、多分、さらに合致点を見出せることでしょう。

 

 

 


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