金正恩重体説は未だ未確認

2020.4.22



 military.comに よれば、未確認の噂が手術後に切迫した状態にあると述べた後、韓国政府は火曜日、北朝鮮の指導者、金正恩(Kim Jong Un)は通常通りに国務を取り扱っているようにみえるといいました。

 青瓦台は北朝鮮で通常ではない活動は察知されておらず、金正恩の健康についての噂に関する情報はないといいました。重要な 国家的イベントへの出席に基づいて、北朝鮮の指導者について、しばしば噂が流れます。30代半ばの金は、この国で最も重要な 祝日、4月15日の亡くなった祖父と国の創設者、金日成(Kim Il Sung)の祝賀行事を欠席しました。

 しかし、彼は4月11日のコロナウイルス防止と彼の妹を労働党の政治局の代理として選ぶ会議の議長を務めていました。さら に、国営メディアは金正恩が北朝鮮の公人2人と新しく百歳を迎えた人へ誕生日カードを送ると同時に、シリアの大統領、バシャ ル・アサド(Bashar Assad)とキューバの大統領、ミゲル・ディアス=カネル大統領(Miguel Díaz-Canel)へ挨拶文を送ったと報じています。

 「我々には一部のメディアが報じている金正恩委員長の健康問題に関する噂を確認するための情報がありません。普通にはない 展開も北朝鮮内で探知されていません」と青瓦台の報道官、カン・ミンヒョク(Kang Min-seok)は声明の中でいいました。

 青瓦台は後に、金正恩は数人の側近とともに平壌市の外の特定されない場所に滞在していると考えられるといいました。官房は 金正恩は通常に国務を執り行っていて、北朝鮮の労働党、軍隊、閣僚から通常にはない動きや緊急の反応はないといいました。

 米当局者は、ホワイトハウスは月曜日に出た報道の前に金正恩の健康が危ないかもしれないということに気がついていたといい ました。当局者は、アメリカは金正恩が手術を受け、合併症が彼を『人事不省にしたか、それ以上』にしたかもしれないという情 報を得ているといいました。しかし、当局者はアメリカは手術が行われ、いかなる合併症も起きたことを確認していないと強調し ました。

 問題を公に話す権限がなく、匿名を条件に話した米当局者は、この情報がどこから来たのかやいつ受け取ったのかを詳細に述べ ませんでした。ホワイトハウスと国務省はコメントしませんでした。

 韓国の保守政治家で下院外務・統一委員会議長のユン・サンヒョン(oon Sang-hyun)は、彼は特定されない非政府筋から、金正恩が心臓血管の問題で手術を受けたと聞いたといいました。しかし、規則を引き合いにして匿名を希望した韓国の 国家情報院のある当局者は、スパイ組織は金が手術を受けたかどうかを確認できていないといいました。

 韓国外交部の報道官、キム・インチョル(Kim In-chul)は、ソウルとワシントンは緊密なコミュニケーションを維持しているものの、同盟国が金正恩の健康に関する有意義な情報を交換するかどうかを求めたとき、直 接的な答えをしなかったといいました。

 日本の菅義偉官房長官(Yoshihide Suga)は、政府は状況を監視しているといいました。

 韓国の世宗研究所(the Sejong Institute)のアナリスト、チョン・セオン・チャン(Cheong Seong-Chang)によれば、金正恩が健康問題で見舞われたとしても北朝鮮で政治的な混乱は起こりそうにありません。

 チョンは、金正恩の妹、金与正(Kim Yo Jong)がすでに政府の中で重要な影響力を発揮しており、平壌の指導層のほとんどのメンバーが北朝鮮のシステムを維持する上で、金一族と利益を共有しているといいまし た。

 政府の外側とメディアは、北朝鮮を統治するエリートの間の展開を追跡する上で、彼らに関する情報の平壌の厳格な管理によっ て難しいため、矛盾した記録を持ちます。

 2016年、韓国のメディアは、金正恩が汚職などの罪で軍隊の元総参謀長を処刑したという情報当局者の言を引用しました。 しかし、北朝鮮の国営メディアは数カ月後に、李永吉(Ri Yong Gil)は生きていて、新しい上位の地位を務めていることを示しました。

 金正恩が国営メディアに姿を現さないことは、しばしば憶測を引き起こします。2014年、金正恩は杖をついて再び現れる 前、6週間近く公衆の目から姿を消しました。韓国の情報期間は数日後、彼は足首から嚢胞が除去されたといいました。

 記事の最後は、金正恩の経歴に関する説明なので省略しました。

 中国にも北朝鮮軍にも変化がないのなら、報道は誤報かもしれません。新型コロナウイルス対策で、感染予防の観点から自分を 隔離状態に置いている可能性があります。多分、それが真相ではないかと考えます。

 


Copyright 2006 Akishige Tanaka all rights reserved.