現地指揮官がバグダッディの生存を確信

2017.9.2


 alarabiya.netによれば、数ヶ月前に最高の対テロリズムの目標を殺したはずと主張するロシアを否定し、イスラム国の指導者、アブ・バクル・バグダッディ(Abu Bakr al-Baghdadi)は、まだ生きているらしいと、米軍最高指揮官は木曜日に言いました。

 「彼が生きていると私が思うか?。そうです」と、イラクとシリアでイスラム国と戦う同盟軍を指揮するスティーブン・タウンゼンド中将(Lt. Gen. Stephen Townsend)はバグダッディに言及します。

 最初に、タウンゼンド中将は、バグダッディが死んだという、彼が見た証拠は不足していて、噂の類であることから彼の信念が生じると言いました。

 しかしそれから、彼は「情報チャンネルに、彼が生きているという兆候がいくらかあります」と付け加えました。

 タウンゼンド中将は情報については詳しく言いませんでした。

 6月にロシア当局は、バグダッディがロシアの空爆で、ラッカ郊外(Raqqa)で1ヶ月前に死亡した高い可能性があると言いました。

 バグダッド(Baghdad)の司令部から記者に話し、タウンゼンド中将は米軍と同盟軍は活発にバグダッディを探していると言いました。

 彼を見つけたら、彼らは彼を捕まえず、多分殺すと彼は言いました。

 バグダッディが隠れている場所について良好な推測は、シリア東部のデリゾール(Deir el-Zour)からイラク西部のラワ(Rawa)までの、いわゆる中央ユーフラテス川峡谷(Middle Euphrates River Valley)だとタウンゼンド中将は言いました。

 彼はこの地域はイラク北部ほぼすべてから追放されてから、グループの「最後の場」となるよう発展していると言いました。


 記事の前半だけを紹介しました。

 バグダッディが生きているとの主張はクルド軍からもなされていました。(関連記事はこちら

 米軍は対象者が死んだと認めるためには、確証を必要とします。その点はロシアは雑で、はっきりしていないのに公式発表したりします。DNA分析で確認が取れない限り、米軍はバグダッディの死亡を信じないでしょう。

 それにしても、ビン・ラディンの場合と同じく、テロ組織の指導者の生死は話が長引くものだと感心させられます。

 

 


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