作戦部長が衝突に外部要因なしと発言

2017.8.22


 military.comによれば、3ヶ月間の間に別の船との衝突で米海軍の2隻目の駆逐艦が大きな損傷を受け、アメリカは揺れています。そして、月曜日の早朝の最新の事件を生じたものについて、理論はたくさんあります。

 しかし、海軍作戦部長は月曜日、国防総省で記者に、USSジョン・S・マケイン(USS John S. McCain)とリビア船籍の商船との衝突で、これまでのところ、外部的あるいは敵対的な力が役割を演じた証拠はないと言いました。

 「それは我々が十分に考慮しているところですが、いまのところ、我々はそうだという証拠を持ちません」と、ジョン・リチャードソン海軍大将(Adm. John Richardson)は言いました。「しかし、我々はあらゆる可能性を考えており、何も運に任せていません」。

 リチャードソン大将は、事件への広範囲の調査はサイバー攻撃の可能性も検討していると言いました。

 しかし一方で海軍は、組織的な失敗が海上での衝突に関与したかを決定するために、自身の慣例、手続き、訓練の積極的な評価に向かって動いているところです。今日早く、リチャードソン大将は、世界中の海軍の全艦隊が改善の手続きと分野を評価するために、活動停止を守ると発表しました。


 冒頭部分だけを紹介しました。

 この事故もフィッツジェラルドの場合と同じ可能性が高いと考えています。ほとんど相手を避けられない大型船に対する注意が不足していて、不用意に接近してしまったのが原因と考えています。そうでなければ、垂直に近い形でタンカーが舷側に突っ込むことは考えられません。

 サイバー攻撃でレーダーが撹乱されたとします。それでも、艦は見張りを立てているので、タンカーに気が付かないはずはありません。

 それでも、その可能性を考えて検討するところが米軍のすごいところです。

 

 


Copyright 2006 Akishige Tanaka all rights reserved.