イラク軍がアイアン橋を占領

2017.3.16


 alarabiya.netによれば、モスル(Mosul)でイスラム国と戦うイラク軍は水曜日、東部をイスラム国が支配する旧市街とつなぐアイアン橋(the Iron Bridge)を占領したと、連邦警察はいいました。

 連邦警察と内務省即応部隊は橋を占領したと警察の声明は言い、指揮官の言葉を引用しました。政府は現在、モスルを分断するチグリス川にかかる5つの橋の3つを保持しています。

 約100,000人のイラク人がモスル西部をイスラム国から奪還するための戦いから避難したと、国際移民機機関(the International Organization for Migration)は水曜日に言いました。

 イラク軍は先月、モスル西部を奪還するために前進を開始しました。そこは未だイスラム国が支配する大半が人口が多い市街地で、戦いが始まった時に住民750,000人がいると見積もられました。

 2月25日と3月15日の間に、97,000人以上がモスル西部から追い出されたと、国際移民機関はツィッターでいいました。

 追加された人々すべてが過去24時間内に避難したことを必ずしも示さないものの、国際移民機関が前日に公表した追い出された人の数字から約17,000増えています。

 国際移民機関によれば、238,000人以上の人々が現在、モスル地区での戦闘のために追い出されたものの、多くは逃げたあとで家に戻りました。


 この進撃の早さからすると、イスラム国は抵抗しているものの、人数が足りず、圧倒されているようです。

 住民も逃げては、家に戻っているようです。

 もうモスル戦の結果を心配する必要はなく、あとはいかに多くのイスラム国戦闘員を殺し、拘束するかです。シリアへ向けて逃げる戦闘員を無力化する仕事が残されています。

 

 

 


Copyright 2006 Akishige Tanaka all rights reserved.