モスル西方でイスラム国民兵多数が投降

2017.2.25


 alarabiya.netによれば、モスル(Mosul)空港の占領に引き続いて西方で掃討作戦が続く中、大量のイスラム国民兵がイラク軍に投降しました。

 連邦警察指揮官、ラエド・シャキル・ジャウダット中将(Lt. General Raed Shakir Jawdat)は、彼の部隊が空港占領に引き続いて空港近隣に沿って前進中だったといいました。

 アブドル・アミル・ラシッド・ヤララ中将(Lt. General Abdul Amir Rashid Yarallah)によれば、ゴズラニ基地(al-Guzlani)は、イスラム国民兵との2日間の衝突の後で、対テロリズム部隊によって再占領されました。

 イラク軍筋はアル・マモーン地域(al-Mamoun)とテル・アル・ロマン地域(Tel al-Roman)でイスラム国の防衛戦は国際的同盟国の航空支援を受けるイラク軍の攻撃で崩壊したといいました。


 空港とアル・マモーン地域、とテル・アル・ロマン地域の位置関係は以下のとおりです。すでにかなり広範にイラク軍が展開していることが分かります。東半分の市街地に突入した時の抵抗は見られないようです。

図は右クリックで拡大できます。

 投降したイスラム国民兵の人数は分かりませんが、東半分では見られなかったことです。悪くない展開です。

 

 


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