退役軍人の治療で看護師が免許失効

　military.comによれば、看護師２人が、彼らの看護で死亡した男性の家族が密かに記録したビデオ映像を明かすよう、テレビ局が法定を説得したあとで、免許を失いました。

　ビデオ映像は第２次世界対戦の帰還兵が繰り返し、呼吸ができないと助けを呼ぶのを示します。

　ビデオは看護師が救命措置を行えず、酸素吸入器を始動させようとして笑うのも示します。

　ジョージア州ウッドストック（Woodstock）の89歳のジェームズ・デンプシー（James Dempsey）の家族は、2014年にノースイースト・アトランタ・ヘルス・アンド・リハビリテーション・センター（the Northeast Atlanta Health and Rehabilitation Center）を訴えました。

　デンプシーの家族は療養所との和解を引き合いに出して、コメントしなかったと、テレビ局は言いました。

　センターの声明はそれ以後、異なる指導層の下で医療は向上したといいます。

　しかし、WXIA-TVは看護師はこの９月、同局が秘密を守るために３年間戦ったビデオ映像との関係をジョージア州看護師委員会まで療養所へ送付するまで、免許証を引き渡さなかったと言いました。

　看護師には、彼女がデンプシーが呼吸を止めたと知ったとき、彼の部屋に急行して、CPRを動かし、救急隊員が到着するまでそれを維持したと弁護士に述べた看護監督を含みました。

　ビデオは彼女が到着したとき、誰もCPRを行わず、直ちに彼女は始動させなかったことを示します。

　ビデオが示されたあと、彼女は弁護士に、これはうっかりミスだったと述べ、彼女の通常の行動に基づいていたと、テレビ局は報じました。

　WXIAは、記録は2015年以降の医療上の罰金813,000ドルを含めた、継続的な問題を示すと言いました。

　療養所は５月に良好な点検報告を受けましたが、未だに最低の医療得点である１つ星です。

　この事件で、被害者の家族がカメラを仕掛けたのは、ここの医療体制に疑問を感じ、信頼していなかった証拠です。

　この事件は、しばしば報告される退役軍人の医療ミスとは違うかもしれませんが、取り上げておきます。

　アメリカには公的な退役軍人用の病院がありますが、過去に何度も医療ミスや看護の怠慢を繰り返す歴史を持ってきました。国に貢献した兵士の医療が適当なままになっているのは、映画『７月４日に生まれて』にも描かれています。

　今回の事件は、退役軍人が高齢で、他の高齢者と区別して考えるべきではないかもしれませんが、軍人向けのメディアが取り上げるのは、こういう問題が繰り返されているからです。

　日本でも、同じ問題が起こり得ます。不可逆的な重症を負った兵士の治療はあまり熱心に行われないものです。そして、国民はそういう現実を認めようとしないものです。アメリカの事例を、我々は軽視することはできないのです。