北朝鮮がアメリカの接触を拒否

2017.10.1


 alarabiya.netによれば、北朝鮮は核・ミサイル計画に関する会談の求めに関心を示さなかったと、米国務省は土曜日に、レックス・ティラーソン国務長官(Secretary of State Rex Tillerson)がアメリカが平壌と直接会話をしていると言ったあとに言いました。

 「北朝鮮当局は彼らが非核化に関する会談に入ったり、準備をすることに興味を示しませんでした」とヘザー・ナアート報道官(Heather Nauert)は言いました。

 ティラーソン国務長官は高級外交官で総書記の中国の習近平(President Xi Jinping)と、核危機と11月のトランプ大統領の北京訪問の準備に集中した会談をした午後に話しました。

 ティラーソン長官が外交の開始を明らかにする前に、トランプへの新たな侮辱を放った外向けのプロパガンダを操る北朝鮮政府は、アメリカの指導者を「アメリカを火の海へと貶める核の災厄を招く自殺行為をする年老いた精神異常者」と呼びました。


 アメリカは圧力を加える一方で対話も探っていました。国連で対話は無意味だったと言った安倍総理とは方針が違います。

 しかし、北朝鮮は関心を示しませんでした。

 これは日本はよく考える必要があります。北朝鮮の核装備への熱意は曲げられないでしょう。かつて、元航空自衛隊幕僚長の田母神俊哉氏は、日本が核兵器を持てば北朝鮮は核による挑発を止めると言いました。どうやら、その可能性は考えないほうが良さそうです。アメリカが言っても聞こうとしないのですから。

 通常戦力が劣化したいま、核兵器で周辺国とのバランスをとることしか北朝鮮の頭にはありません。

 そうであれば、日本は北朝鮮のミサイル開発を妨害することしか手がありません。つまり、今度、日本領域を通過するようにミサイルを撃った場合は撃墜するということです。

 これによってミサイル実験を失敗に終わらせ、ミサイルの完成に必要なデータを収集するのを妨害するのです。

 北朝鮮は強く反発し、別の地域(パキスタンなど)での実験をやろうとするかもしれません。それでも、迎撃する価値があると私は考えています。

 日本でよくいわれる「抑止」は言い換えると「エア・ギター」ならぬ「エア・ディフェンス」です。攻撃すると見せかければ、相手が怯えてくれるという程度の意味しかありません。北朝鮮がそんな相手ではないことは、すでに明白です。

 

 


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