警備強化でジュバの新年は平穏

2017.1.2


 sudantribune.comによれば、南スーダンは大規模な暴力の報告なしで新年を祝い、治安への努力が評価される結果となりました。

 ジュバ(Juba)の治安は首都中での軍隊、国家治安局の警官、地方警察の派遣で増加されました。

 人々は夜遅くに大勢で集まり、パーティのために様々な場所へ行きました。重要なことには、ならず者を厳しく取り締まるという命令に従い、祝砲の発砲はありませんでした。

 トリット(Torit)、ベンティーウ(Bentiu)、ボル(Bor)、マラカル(Malakal)、イエイ(Yei)、ヤンビオ(Yambio)、ワウ(Wau)、マリディ(Maridi)、レンク(Renk)はすべて静かでした。

 先週、異なる治安機関と協力した南スーダン軍は警備を増強し、検問所を設置し、許可なく携帯した者から非合法な武器を捜索・押収しました。

 SPLA報道官代理、ドミニク・サント(Dominic Santo)は、この運動を非合法な武器を回収し、新年の祝賀の前に首都の治安状況を改善するジュバでの軍備縮小キャンペーンだといいました。


 記事は一部を紹介しました。

 ほらみろ、治安はよくなっている。自衛隊の努力のおかげだという人もいるでしょうが、正月だから争いを避けただけかも知れません。今後の状況を見守らないと、評価はできないでしょう。半年後には「正月は静かだったのにね」ということもあり得るのです。

 


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