マシャル副大統領が戦闘は暗殺計画と指摘

　sudantribune.comによれば、南スーダンのレイク・マシャル第一副大統領（First Vice President Riek Machar）は、７月８日月曜日に首都ジュバ（Juba）で大統領宮殿（J1）において、彼のボディガードとサルバ・キール大統領（President Salva Kiir）の軍隊との間で勃発した戦闘は、彼を殺すために仕組まれていたと言いました。

　金曜日、マシャルはBBCに対する最初の公の声明で、今週早くにジュバ郊外の彼の基地を放棄した後で、彼はジュバ周辺にいるが、治安問題に対処するまでは居場所を開示しないし、キール大統領に会うために街に戻らないと言いました。

　彼はキール大統領による面会の要請に応じていました。

　しかし、マシャルは、事件後、彼の当局者と彼自身の生命を懸念していると言い、彼は現在ジュバ市内にいる彼の大臣たちの安全を心配しているとも言いました。

　「彼は大統領として、私は副大統領として、我々は会議を保留しています。通常の状況なら、我々は会いますが、８日に宮殿であった事件は非常に卑劣な事件で、我々が会議を開いている時に発砲があり、乱闘がありました」とマシャルは言いました。

　「私にすれば、それは私を殺すための仕組まれた計画でした」と彼は言いました。

　マシャルのコメントは彼の報道官、ジェームズ・ギャトデット・ダク（James Gatdet Dak）によって確認されました。彼は宮殿で戦闘が勃発した直後、マシャルのボディガードに対する攻撃は彼を傷つけるか逮捕することを狙っていたと言いました。

　報道官は、計画はマシャルを怖がらせて宮殿から逃げ出させ、犯人が彼がどのように死んだかを分からなくするために、宮殿から逃げだそうとすれば十字砲火で殺すためであったと言いました。

　ところが、マシャルは彼の軍隊とキール大統領の軍隊の連携で護衛されるまで、宮殿に留まることを決めました。

　しかし日曜日、彼の軍事基地と居住地域は攻撃され、彼の家は爆撃され、基地の位置変更を余儀なくされました。

　反政府派閥SPLM-IOを率いる第一副大統領は、彼はジュバへ戻りたいが、実権を握り、安全を確保し、暴力的な対立へ戻らないようにするために、第三国の軍隊が首都に配置された後であると言いました。

　彼は彼と当局者を守るというキール大統領の保証は信じられないと言いました。

　「これがIGADの閣僚会議が介入軍、第三国の軍隊がジュバに派遣され、ジュバは非武装化されなければならないと決めた理由です」と彼は言いました。

　反政府派指導者は、金曜日に彼の派閥の書記長で、エネルギーとダム担当大臣でもあるデイエク・マソク・デイング（Dhieu Mathok Diing）が逮捕され、殴打されたことも非難しました。

　マシャルは彼の大臣がクラウンホテルで殴打されたというニュースを受け取った直後にキール大統領に電話をしたと言い、キール大統領は起きたことを否定したと付け加えました。

　マシャルは国家統一のための暫定政府は「断片化し、分裂している」と言い、ジュバの治安問題が対処され、状況が平常へ戻る必要があると付け加えました。

　彼は彼は、ジュバでの治安にどう取り組むかに関する、この地域の防衛軍の責任者の提案されたジュバで開かれた会議の結果を待っているところだと言いました。

　記事は一部を紹介しました。

　なるほど、なぜマシャルが宮殿で殺されなかったのかが分かりました。キール大統領の軍隊で暗殺を命じられていない、事情をよく知らない部隊と自分の部下と共に脱出したのです。

　マシャルの部下たちは危険を承知でジュバに留まっているのかも知れません。政権を放棄したと思われないためです。

　彼らを守るために第三国の軍隊がどうしても必要です。彼らは政府軍と反政府軍の勢力地域の中間に検問を設け、直接的な衝突を防ごうとします。

　キール大統領は戦闘が起きた理由は分からないと、とぼけるでしょう。どうでもよい立場の者を犯人に仕立てて、幕引きを図り、またマシャルを殺すチャンスを狙うことになります。こんな和平が成功するとは思えません。何度も同じことが繰り返されああとで、ようやく、周辺国にキール大統領を排除しろという意見が主流となり、実力行使が行われることになります。それまでにマシャルが殺されないことを願うしかありません。