米高官がイスラム国は14ヶ月以内に打倒

2016.6.29


 alarabiya.netによれば、火曜日、米主導のイスラム国の戦いは14ヶ月以内に完了できると米高官が懐疑的な態度の議員たちに言いました。

 約65カ国がイラクとシリアで様々なレベルで、2014年8月に始まり、当初、3年間と考えられた作戦の下で、イスラム国を打倒するために戦っています。

 米議会の議員たち、特に共和党議員は、彼らがあまりにもゆっくりと動き、戦いが増える中で漸進的なステップを踏む慎重すぎる手法と呼ぶものについて、バラク・オバマ大統領(President Barack Obama)を頻繁に非難してきました。

 「我々は彼らを14ヶ月以内に打ち負かそうとしていないのではないか?」と、ロン・ジョンソン上院議員(Senator Ron Johnson)は同盟国の特使、ベレット・マッグーク(Brett McGurk)に尋ねました。

 上院外交委員会公聴会で話したマッグークは、22カ月になる作戦の進展を指摘し、3年目を迎える前にもそれが完了することを望むと言いました。

 「私はそれよりもずっと早くに進むことを望みます」と、彼は上院議員に言いました。

 「我々は私がイスラム国の最終的な打倒を導くと考えるテンポで進んでいます」と彼は付け加えました。

 しかし、元CIA長官ジョン・ブレナン(John Brennan)は先週、過激派のテロリズムを行う能力と国際的な範囲は減っておらず、イスラム国が犯行を主張したり、インスパイアされたテロ攻撃の数は未だに増えていると警告しました。

 彼のコメントは、イスラム国に忠誠を誓ったガンマンがフロリダのゲイ・ナイトクラブで49人を虐殺した数日後に出されました。

 しかし、マッグークは議員たちに、イスラム国の外部からの資金は遮断され、インターネット上のプロパガンダは世界的な個人、グループ、企業のネットワークによりうまく対処されていると言いました。

 彼はイスラム国の指導者は3日ごとに1人の割で死んでいると言いました。

 「さらに、過去18カ月でイスラム国の領域はイラクで約50%、シリアで約20%減っています」と、マッグークは付け加えました。


 記事は一部を紹介しました。

 14ヶ月間は早すぎるとしても、2年間くらいでイスラム国の勢力の大半は殲滅できるのではないかと、私も考えています。 まあ、期間はあまり細かく考える必要はなくて、目的に向かって着実に進んでいるかをチェックすることです。

 共和党がオバマ大統領を批判するのは、従来の戦争のやり方にこだわるからでしょう。オバマ大統領は前例のないやり方で戦いを進めてきて、それは複数の国防長官にも理解されなかったところですが、米軍が過度に戦争に入り込むのを防いできたといえます。一方で成果もあげているのです。ブッシュ大統領のやり方よりも、数段、効果的で自制が効いていることが評価を受けないのは疑問です。

 


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