南アフリカはマシャルの軟禁を否定

2016.12.16


 sudantribune.comによれば、南アフリカ政府は南スーダン反対勢力の指導者、レイク・マシャル(Riek Machar )がプレトリア(Pretoria)で軟禁されたとの報道を無意味なものとして退けました。

 南アフリカ政府は10月13日にマシャルの到着と訪問の目的を発表する声明を出しました。

 「本当にレイク・マシャル博士はまだ南アフリカにいて、彼のプロフィールを考慮して、南アフリカ政府は彼の世話をしています」と南アフリカの国際関係・協力省の声明はいいました。

 南アフリカ政府は南スーダンの反対勢力指導者の存在について、南スーダン政府間開発機構諸国(IGAD)と協力しているといいました。

 「南アフリカは和平、安定、開発を探る南スーダン政府、国民と共に活動し続けるとの約束を繰り返して言いたいと思います」と声明はのべました。

 声明はさらに「南アフリカはタンザニア連合共和国のシリル・ラマフォサ副大統領(Deputy President Cyril Ramaphosa)とチャマ・チャ・マピンドゥジ(Chama Cha Mapinduzi)が促進する国内の政治対話と同様、IGADプラスのメカニズムへ参加を通じてこれを行います」。

 南アフリカ国際関係協力省当局者のクレイソン・モニエラ(Clayson Monyela)は、南スーダン反対勢力の指導者が軟禁されたとの報道を否定しました。

 「どんな犯罪が彼(マシャル)を軟禁状態にしましたか?。記事はクズです」とモニエラは木曜日に電話でいいました。彼は南スーダン反対勢力の指導者がプレトリアで軟禁されたとの報道を否定し、彼はどの国民とも同じように移動するのは自由だと強調しました。


 まるで正反対の記事が出てきました。どちらが本当のことを言っているのかは分かりません。南アフリカの主張が本当なら、すでに反対勢力から声明が出ている気がしますので、現時点では記事に信憑性があると考えます。さらに続報に注意していきます。

 



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