駆け付け警護部隊の到着はどう報じられた

2016.11.24


 sudantribune.comが駆け付け警護任務が付与された自衛隊の到着をどう報じたかを見てみましょう。

 日本の紀谷昌彦大使は国連ミッションを務めながらも武力行使を委任されなかった南スーダン前の平和維持軍派遣団と置き換えられる自衛隊350人を受領しました。

 当局は、新しい兵たちは南スーダンの首都でエンジニアリングと建設工事の仕事を担うといいました。

 これらの平和維持軍は民間人、国連職員と彼ら自身を守るために武力を行使する能力を持ちます。

 戦後、アメリカの指示で想起した日本の憲法は国際紛争を解決するために武力を行使することを禁じますが、政府は同じ状況下で武力を行使することを日本軍に認めるために憲法を解釈し直しました。

 日本の安倍晋三首相は、より広範な軍事力は日本に、中国の増加する軍事的自己主張と北朝鮮の核開発能力を含めた増加する驚異に対応するための力を与えると言ったと伝えられます。

 日本は2011年以降、南スーダンに兵士を送りましたが、彼らの作戦は非戦闘地域での建設計画に限られていました。

 現在、南スーダンに国連平和維持軍12,000以上がいて、しばしば民間人を守るのに失敗したと非難されました。


 記事の全文を紹介しました。

 日本がアメリカの支持で憲法を作ったというのは誤りで、ポツダム宣言に示された要求を達成するために憲法改正は必須だったということです。

 しかし、アメリカの指示で憲法を変えるほど、日本にアメリカが影響を及ぼしていると現地で解釈されれば、アメリカを怒らせることを恐れ、日本への攻撃がなくなるなら好都合です。

 「駆け付け」という言葉がまったく意識されておらず、国連の民間人保護施設に常駐するようにも解釈されそうです。「駆け付け」は、普段は基地内にいて、事案が発生したら、そこへ駆け付けて保護対象者を救出するという意味です。おかしな任務名をひねり出しても、誰にも認識してもらえないということです。こんな恥ずかしい名称は早く廃止すべきです。



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