イラン軍参謀長がトランプを批判

　alarabiya.netによれば、イランの半公式のファーズ通信社（Fars）はイラン軍参謀長がドナルド・トランプ（Donald Trump）がペルシャ湾のイラン軍の艦船と直面していることに関する過去の厳しい言葉を批判しました。

　木曜日の報道はモハンマド・ホセイン・バグヘリ大将（Gen. Mohammad Hossein Bagheri）の「最近権力を勝ち取った人物は思いつきで話します！。ペルシャ湾のイランを脅すのはただのジョークです」と言いました。

　彼はアメリカの大統領候補者は選挙期間中に「やまほど砂糖を食べる」（無意味なことを話す者を指すペルシャ語のことわざ）といいました。

　９月に、トランプはアメリカを挑発しようとするイラン艦は水上で撃たれると言いました。

　１月に、イランはイラン水域へ航路を外れた米人海軍兵10人を囚人船へ連れて行きました。彼らは翌日釈放されました。

　イランがまずは軽いジャブを出してきました。名刺代わりみたいなもので、これ自体はどうということはありませんが、今後の展開を暗示させるには十分です。

　アメリカでも子供に炭水化物を与えすぎると、エネルギーが尽きるまで大騒ぎするといわれます。バグヘリ大将がいうのは、トランプは子供だということでしょう。

　イラン海軍はペルシャ湾を通過する米軍艦船を常に脅します。無線で「最高司令部は今日お前たちを殲滅する命令を下した」と脅したり、高速ボートで接近と離脱を繰り返し、自爆攻撃を仕掛けるよう装います。こういう行動がエスカレートするかどうかは、一つの指標です。