ラマディで掃討作戦と住民の救出が続く

2016.2.2


 alarabiya.netによれば、イラク軍は金曜日、ラマディ(Ramadi)中心部から街の支配力を拡げ、孤立地帯した民兵を追い出し、閉じ込められている民間人を救出するために近隣を掃討しました。

 日曜日に連邦軍はラマディ戦の勝利を宣言しましたが、アンバル州(Anbar)の首都はまだ完全に平定されていません。「我が軍はラマディの東にあるカリディヤ(Khaldiya)から作戦を開始し、どうにか農業退学を解放しました」とラマディ地区の市長、ハミド・アル・ドレイミ(Hamid al-Dulaimi)は言いました。「彼らはその他の近隣数カ所を掃討しています」。

 アンバル警察の本部長、ハディ・イルザイジ(Hadi Irzayij)は、治安部隊が民間人に紛れ込んでラマディから逃げようとしたイスラム国戦闘員と思われる者30人を拘束したと言いました。彼は彼らが木曜日に拘束され、尋問を受けたと言いました。「環我々は治安部隊の犠牲者を防止する計画に従っています」。

 イスラム国は2015年5月にラマディを完全に支配し、街を守るために大量の爆発物を道路と建物に仕掛けました。掃討作戦は米主導の同盟国による空爆に支援され陸軍、警察、地元部族の部隊と共にイラクの精鋭対テロ部隊(CTS)が率いています。

 民兵たちはもはやラマディに反撃する立場にはなく、多くは先週の戦いから引き揚げ、ラマディの東部や近くの農村地帯へ再配置するだけです。CTSのある大佐はイスラム国の民兵約30人がラマディから逃げようとした時に逮捕されたと認め、彼らの一部は地元高官だったと説明しました。「現在我々がしていることは閉じ込められている家族を助けることです」とCTSの中佐、マジド・モハメッド(Majed Mohammed)は言いました。彼は彼らの仕事は過激派が仕掛けた大量の道路爆弾とイスラム国が逃げようとする民間人に発砲することで難しくなったと言いました。


 記事は一部を紹介しました。

 当初、マラディ住民に大きな被害が出ると予測されましたが、その実態については分かっていません。結果が出るにはもうしばらくかかるでしょう。ただ、これまでの戦況から見ると、イスラム国戦闘員は予想以上に少数だった可能性もあると感じています。それなら被害は小さかったかもしれません。そこに期待して、結果を待とうと思います。

 


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