米空軍が無人機部隊を倍増へ

　military.comによれば、米空軍は現在の要員の負担を減らすため、無人機の部隊の数を倍増し、より多くのパイロットを採用することを望みます。

　軍がますます無人機を偵察、地上の米兵の保護、目標の攻撃に用いるため、空軍は最近、はじめて志願した空軍隊員が無人機パイロットになることを認めました。

　説明責任局の報告では、2008年から2013年まで、空軍の無人機のパイロット数は約400人から1,350人へ増えました。

• 部隊を米全土の新しい場所、潜在的に海外へ配置すること
  
• 任務のために組織を改善するために新しい編隊を創設すること
  
• 無人機の士官を選抜するのために昇進と軍隊教育の選抜率を研究すること
  
• 士官と志願した無人機操縦者、整備隊員のためにキャリアコースを改善すること
  
• 2,500人から3,500人の間で、整備と支援要員を含めた空軍隊員の数を増やすこと

　説明責任局によれば、現在、士官700人がパイロットとして、志願した隊員700人がセンサー操作員として勤務します。2014年１月から10月まで、空軍の無人機要員は様々な任務で240万時間飛行したと、空軍司令部の公報、キャリー・ボルピー中尉（1st Lt. Carrie Volpe）は言いました。

　記事は一部を紹介しました。すごく長い記事なので、重要な数字などに限定して紹介しました。

　ますます無人機の需要が増え、部隊を倍増するということです。これも対テロ戦のお陰です。無人機の欠点と弊害はすでに色々いわれていますが、それでも作戦を検討すると、需要が増えることは避けられないということでしょう。これが対テロ戦にどんな効果を生むのかは慎重に判断しなければなりません。