イラク軍がハディーサ西部でも攻撃

2015.7.22


 alarabiya.netによれば、イラク軍とスンニ派戦闘員は火曜日にイスラム国民兵を排除し、アンバル州(Anbar)の補給路を確保するために攻勢を開始しました。

 政府の攻勢はハディーサ(Haditha)西部の前哨基地近くでアイン・アル・アサド軍基地(Ain al-Asad)近くの補給路を確保することを狙って行われています。

 ハディーサとそのダムは依然としてスンニ派が多いアンバル州でシーア派が主導する政府軍が支配する数少ない場所の一つです。

 スンニ派部族戦闘員が支援するイラク軍と警察軍の攻勢は、ハディーサの南東20kmにあるアルブ・ハヤット地域(Albu Hayat)を攻撃しました。民兵はこの地域を米海兵隊がイラク軍を訓練するアイン・アル・アサド基地への補給路として使っています。「我々はイスラム国を三方向から攻撃していて、ハディーサを占領だけでなく基地への補給路を占領するために我々はアルブ・ハヤットを奪還するまでは撤退しません」とスンニ派部族指導者は言いました。戦闘は続いており、前進した部隊はスンニ派民兵から激しい攻撃を受けています。


 記事は一部を紹介しました。

 イラク軍はハディーサだけでなく、さらに西部へ向けて前進中とのことです。作戦の狙いとしては間違っていませんので、成果が出ることを期待します。もう少し詳細が分かるとよいのですが、今後、さらに情報が出てくるのを期待するしかありません。

 


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