クルド軍は未だにこども兵を活用か

2015.7.17


 alarabiya.netによれば、18歳に満たない少年少女を使うのを止める若干の進展はあるものの、シリアのクルド軍はこども兵禁止に違反し続けていると、水曜日に人権団体「Human Rights Watch」が訴えました。

 人権団体はクルド人民防護隊(YPG)とその女性部隊(YPJ)はシリアの武装グループの中で唯一の違反者ではないと言いました。

 2014年、YPGは非政府組織「Geneva Call」と、18ヶ月以内にすべての戦闘員を復員させる誓約証書に署名しました。HRWは2014年7月以降、YPGやYPJに徴用されたり志願した59人の子供(内10人は15歳未満)のリストを作成したと言いました。

 YPGは書簡でグループはこども兵を進行中の武装紛争で用いることを止めることに重大な困難に直面すると答えました。

 HRWは6月13日、YPGは少年27人を、1週間後にYPJは少女16人を復員させたと指摘しました。YPG将校7人がこども兵を受け入れたことで処罰され、3人は軍から追放され、4人が降格されました。


 記事は一部を紹介しました。

 中東地域の少年は15歳にもなれば、大人と一緒に戦い、自分のコミュニティを守ろうと考えます。伝統なので、なかなか払拭できない問題なのです。対処しようとしているだけクルド軍はまともです。国際社会は粘り強くこの問題へ対処していくしかありません。

 


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