シリア反政府派がアサドの故郷付近で戦闘

2015.5.2


 alarabiya.netによれば、シリアの反政府派とシリア軍は木曜日にシリア北西部ラタキア州(Latakia)のバシャル・アル・アサド大統領( President Bashar al-Assad)の故郷の近くで交戦しました。

 シリア陸軍筋は、戦闘機がラタキア州の田園地帯で武装勢力の隠れ家を攻撃し、数十人が死傷したと言いました。

 反政府派は過去にアサドの統治を転覆させる戦いを、アサドの少数派アラウィ派(Alawite)の拠点で政府支配地域のラタキアの沿岸地帯に近づけようとしました。ラタキアはシリアの主要な港湾でアサド政権を倒すという反政府派の目的のために重要です。

 2つの反政府筋は戦闘がジャバル・アル・アクラッド山(Jabal al-Akrad)の近くであり、アラウィ村を見渡せるナビ・ユニス(Nabi Younis)を含むシリアの最高峰のいくつかへ近づき、アサド家の故郷であるカルダハ(Qardaha)に近づいていると言いました。「頂上の占領はアラウィ村を我々の射程下に収めます」とある反政府派夜戦指揮官がイドリブ州(Idlib)のアーラー・アル・シャム基地(Ahrar al Sham)からスカイプを通じて言いました。

 alarabiya.netによると、米兵約123人が穏健派の反政府派を訓練するためにトルコに到着し、インシルリク空軍基地(Incirlik Airbas)へ転送される武器を持ってきました。

 米兵83人はインシルリク空軍基地に、40人は中部クルシェヒル州(Kırşehir)のヒルファンル基地(Hirfanlı)に配置されました。

 匿名の消息筋は、ヒルファンル基地で訓練されたシリア人はイスラム国と戦うためにシリアに行く前に、対戦車兵器、ライフル銃と機関銃の使い方を学ぶ南部のハタイ州(Hatay)へ移送されると予測されます。


 記事は一部を紹介しました。

 ラタキアでの戦闘は2013年頃に行われていて、またこの名前を聞くとは思いませんでした。私はこの時にラタキア市を占領できるのかと思いましたが、いつの間にかニュースにも載らなくなりました。内戦は堂々巡りに突入しました。今回の攻勢もまた頓挫するような悪い予感がします。

 インシルリク空軍基地の使用に関しては昨年トルコがあれこれと文句を言っていましたが、その話は落着したのでしょうか。とにかく、継続的に使わせてもらえないと、また反政府派が苦労することになります。(関連記事はこちら

 


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