アラブ連盟が統合軍を結成へ

2015.3.27


 alarabiya.netによれば、木曜日にエジプトでアラブ諸国の外務大臣はアラブ諸国への安全保障上の脅威に対処するために緊急介入用の統合軍を設立することで合意しました。

 アラブ連盟の事務局長、ナビル・アル・アラビ(Nabil al-Arabi)は、大臣たちは記者会見で統合軍を設立するための重要原則で合意したと言いました。エジプトの外務大臣、サメア・ショウクリー(Foreign Minister Sameh Shoukry)は「大臣全員が合意しました」と言いました。

 この合意はサウジアラビア軍機とアラブ連合軍が火曜日にイエメン大統領を追放するために戦うシーア派の反政府派フーシ(Houthi)を攻撃した翌日に行われました。これは米政府の直接的な軍事支援なしに、その裏庭でイランの影響力をチェックするための大きな賭です。

 大臣たちはアラブ連盟の事務局長に1ヶ月以内に統合軍を形成するためにアラブの軍参謀長と調整するよう要請しました。


 記事は一部を紹介しました。

 これはアラブ産油国にとって、イスラム国対策の新しい手段となるのでしょう。産油国のほとんどはスンニ派ですが、スンニ派の過激派とは相容れません。しかし、その国民の中には過激派に同調する者がいるでしょう。国内でのテロ攻撃を防ぐためには、アラブ連盟の力を合わせる必要があるということです。アメリカが頻繁に中東に介入することも防げます。この動きは注視していく必要があります。

 なお、明日は多分、更新ができないか、夜遅くに更新するかのどちらかになると思われます。

 


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