イラクが国家防衛隊の創設へ向け採決

2015.2.4


 alarabiya.netによれば、イラク議会は火曜日、ハイダル・アル・アバディ首相(Prime Minister Haidar al-Abadi)が提案した国家警備隊(National Guards force)創設について採決します。

 首相広報官は、国家警備隊はイスラム国民兵と戦う部族民と志願戦闘員に強力な保護を提供すると言いました。サード・アル・フデイシ(Saad al-Hudaithi)は、これらの警備隊はイスラム国が支配する土地を開放した後、小規模な衝突を防ぎ、国防省の支配の中に武器を留めると言いました。

 これは解放された東部ディヤラ州(Diyala)のスンニ派の政治家と部族長が、シーア派戦闘員がイスラム国との戦闘を避けた非武装の民間人を殺したと訴えた後で起こりました。

 旧イラク軍は2003年のイラク侵攻の後で解散されました。

 バラク・オバマ大統領(President Barack Obama)とジョン・ケリー国務長官(Secretary of State John Kerry)も、治安状況を救う刷新の一環として、新しいイラクの国家警備隊創設を要請しました。


 記事は一部を紹介しました。

 現在、イスラム国と戦っているイラク軍は、イラク治安部隊(Iraqi Security Forces)と呼ばれています。これとは別に小規模な組織を作り、部族間の紛争や武器管理をやりたいということのようです。

 それによりイラク軍の負担を軽くして、イスラム国との戦闘に集中できるようにするのでしょう。

 採決は可決されるでしょう。しかし、目前にあるのはイスラム国を追い出すことです。

 


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