イランがシリア派遣軍に新しい指揮官を任命

2015.12.31


 alarabiya.netによれば、イラン国内の反体制派の報告によると、イランの革命防衛隊(IRGC)はシリアでの作戦のために新しい指揮官を任命し、10月に死んだ将官を交替させました。

 反体制派の「the National Council of Resistance of Iran」は、シリアでのIRGCの大量の犠牲者(特にイラン軍シリア派遣軍指揮官ホセイン・ハメダニ将軍(General Hossein Hamedani)の死とクッズフォース(QF)指揮官カシム・スレイマニ(Qassem Soleimani)の負傷)に続き、アヤトラ・ハメネイ(Ayatollah Khamenei)はIRGCのモハンマド・ジャファル・アサディ准将(Brigadier General Mohammad Jafar Assadi)をIRGCシリア派遣軍の指揮官に任命しました。

 記事は一部を紹介しました。


 一昨日、昨日と疲労及び所用のために記事を更新できませんでした。これは昨日更新する予定でできなかった記事です。

 クッズフォース指揮官スレイマニの負傷を否定していたイランでしたが、これで事実は確定的です(関連記事はこちら)。さらに気になるのはシリアでイラン軍が大量の犠牲者を出しているという部分です。詳細はまったく書かれていないので信憑性も含めて検討が必要ですが、気になります。先日、イランは中国にも協力を求めたようですから、可能性がないわけではありません。

 


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