クルド、ヤジディ合同軍がシンジャル奪還を開始

2015.11.13


 military.comによれば、米軍は木曜日、イラク北西部の街、シンジャル(Syria)を占領し、シリアとイラク間のイスラム国の重要な補給ルートを遮断するために、クルド人とヤジディ派の戦闘員多数と共に現場にいました。

 米兵は攻勢の初期で少なくとも36回の空爆を誘導しましたが、オバマ政権が禁じている統合末端攻撃統制官(JTAC)としては機能しませんでした。米国防総省広報官、ピーター・クック(Peter Cook)は、特殊部隊がJTACを務めずに、どのようにクルド人と空爆を調整したかを説明するのに苦慮しました。「これを少し変わった活動とみるべきではありません」とクックは記者会見で言いました。「彼らはどこに空爆を行うかを決めるのを支援していますが、直接的にJTACは行っていません」。クックは作戦の詳細には立ち入りませんでしたが、クルド人は攻撃目標を選び出し、その情報を米軍に伝えているとしました。米兵が直接上空のパイロットと交信したかや、イルビル(Irbil)の米軍統合作戦センターへ情報を伝え、それからそこからパイロットに目標の座標が与えられたかは不明です。クルド人は特殊部隊と協力して活動しましたが、クルド人立ちは米軍パイロットと直接交信しなかったと、クックは言いました。

 それよりも前、生来の決意作戦(Operation Inherent Resolve)の統合タスクフォースのスティーブ・ワーレン大佐(Col. Steve Warren)はバグダッドからの声明で、「我々のアドバイザーはクルド軍司令部にいますが、戦闘からは十分に離れています」と言いました。「我々は厳しい戦いになると予測し、イスラム国は激しく防戦すると予想します」。攻勢の主目的はシンジャルを奪還することに加えて、47号線を遮断し、ラッカ(Raqaa)とモスル(Mosul)の間のイスラム国の主要補給ルートを切断することだと大佐は言いました。「補給ルートを切ることは、これら2つのハブの間で人員と資材を移動するイスラム国の能力に影響を与えます」。

 クルド人の通信社「Rudaw」は、クルド軍は47号線の一部を占領し、シンジャル町の一部で戦闘しています。イスラム国は迫撃砲と自動車爆弾で反撃していました。攻勢はクルド人とヤジディ派約7,500人の混成軍で攻めているとワーレン大佐は言いました。


 記事は一部を紹介しました。記事の後半はこれまでの経緯のまとめなので省略しました。

 3月までにクルド人がシンジャル山脈と47号線を奪還したと思っていましたが、いつの間にか取り替えされていました。それを再び取り戻すための作戦が行われているようです。意外でした。シリアとイラクの戦いはとったりとられたりの繰り返しですが、それがまだ続いているようです。

 かなりの数のイスラム国戦党員を殺しているはずなのに、外国人戦闘員の流入が止まらないのでしょう。やはり、武器による戦いの他に、プロパガンダによる戦いも必要と思います。正しいイスラム教の教えを広めることで、テロリズムが誤っていることを拡散する必要があります。

 ロシアが提出したシリア和平案はシリアの反政府派に次いで、西欧諸国が拒否しているようです。

 


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