シリアでイラン兵ら8人が殺される

2015.10.24

 alarabiya.netによれば、イラン政府がシリアのダマスカスでの軍事顧問任務を増やした後、ここ数日で革命防衛隊員2人を含むイラン人8人が殺されました。

 革命防衛隊広報官、ラメザン・シャリフ将軍(General Ramezan Sharif)は「防衛隊隊員2人、アブドラ・バグヒリ(Abdollah Bagheri)とアミン・カリミ(Amin Karimi)は昨日と今日、シリアでの任務中に殺されました。33歳のバグヒリはマームド・アフマディネジャド元大統領(Mahmoud Ahmadinejad)の個人的ボディガードで、アレッポ市(Aleppo)で殺されました。シャリフ将軍は5〜6人の志願者も殺されたと言いました。シャリフ将軍はシリアで最近、15人が殺されたというソーシャルメディア上での噂は否定しました。


 記事は一部を紹介しました。

 イラン兵がアレッポ市で殺されたという点が気になります。最前線にイラン人が出ているのです。予想以上にイラン人が前に出て指揮を執っているのです。それはシリア軍の戦闘力を高め、反政府派にとっては不利な材料となります。前線で死ぬということは司令部にいるのではなく、銃弾が飛び交う場所にいるということです。

 イラン人15人が死んだ件も本当かどうか確認したいですね。大きな被害が出ているのを隠しているのかもしれません。

 


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