イスラム国指導者がイラクで空爆により負傷か

2015.1.21


 alarabiya.netによれば、イスラム国の自称カリフ、アブ・バクル・アル・バグダッディ(Abu Bakr al-Baghdadi)がシリア国境のアル・カイム(al-Qa'im)で空爆により負傷したと、イラクのハイダル・アル・アバディ首相(Prime Minister Haidar al-Abadi)は言いました。

 「彼が生き残ったのは奇跡でした」とアバディ首相は言い、バグダッディがその後、別の場所に移ったと付け加えました。イスラム国指導者はしばしば、モスル(Mosul)にいますが、ほとんどの時間、彼はイラクではなくシリアにいると、首相は言いました。


 記事は一部を紹介しました。

 声明の中では、バグダッディは何度も死んでいます。その度に、彼は声明を出し、生存していることを証明してきました。昨年11月にもアル・カイムなどで死亡か負傷したとの情報が流れました(関連記事はこちら )。なので、今回の報道も慎重に確認しなければなりません。

 


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