米軍少将がアフガン兵の発砲で死亡

2014.8.6


 military.comによれば、火曜日に米陸軍少将がアフガニスタンの首都、カブール郊外のアフガン軍訓練施設の中で。自動火器を発砲したアフガン兵に撃たれて死亡しました。

 アメリカとドイツの准将数人を含めた同盟軍隊員約15人が、アフガンのウェストポイントと呼ばれる、イギリスが運営するアフガン国家軍事アカデミーでの攻撃で負傷しました。

 殺害された将官は後に、30年以上の軍歴を持つ、アップステート・ニューヨーク出身のハロルド・グリーン(Harold Greene)と特定されました。彼は2001年9月11日のテロ攻撃以来、敵対行動で殺された最高位の米軍将校であり、ベトナム戦争以降、国外の戦闘地域で死んだ最上級将校です。

 発砲者は応射ですぐに殺されましたが、応射がアフガン、同盟国の兵士のどちらかから来たのかは不明です。「我々は犯人はアフガン兵で、アフガン軍の制服を着たタリバンの侵入者ではなかったと考えています」と、国防総省公報のジョン・カービー海軍少将(Navy Rear Adm. John Kirby)は言います。

 アフガン国防省公報、モハンマド・ザーヒル・アズィミー将軍(Gen. Mohammad Zahir Azimi)は、陸軍の軍服を着たテロリストが国内部隊と国際部隊の両方に発砲したと言いました。アズィミー将軍は、発砲者は殺され、アフガン軍将校3人が負傷したと言いました。これは襲撃の動機は明らかにしませんでした。

 グリーン少将は、カブールの統合治安権限移行司令部の副司令官でした。

 彼の前には、ティモシー・モード陸軍中将(Army Lt. Gen. Timothy Maude)が9/11テロ攻撃で死亡しました。

 タリバンは犯行声明を出していません。

 今年初め、アメリカはアフガンが、インサイダー攻撃に関与した7人を含めた囚人88人を釈放したことに抗議しました。2012年のインサイダー攻撃の脅威が高い間、ISAFはANSFとの活動をすべて短期間休止し、その後、同盟軍兵士がアフガン軍と一緒の時に武装した同盟軍兵士を置くガーディアンエンジェル計画を開始しました。

 「インサイダー」とか「グリーン・オン・ブルー」と呼ばれる攻撃は2012年にピークになりました。この年、ISAFは個別のインサイダー攻撃46件(同盟軍兵士62人死亡)を記録しました。比較して、2011年は35件でした。2013年には個別のインサイダー攻撃10件で、16人の兵士が死亡しました。

 BBCによれば、カルガ基地(Camp Qargha)での発砲は論争が起きた後に起こりました。

 攻撃者は3年前に徴用された兵士だったと、アフガン国防省筋は言いました。

 事件は昼近くか昼食時間の後、アフガン人と武装したアフガン兵の間の議論の後に起こったとされます。アフガン兵は監視所からアフガン軍、国際軍の高官のグループに向けて発砲しました。彼がM-16小銃の弾倉を空にするまでに、1ダース以上の人が撃たれました。

 負傷者の中に士官学校のアフガン人指揮官、グラム・サクヒ将軍(Gen Gulam Sakhi)が含まれていました。昨年10月に最初の候補生を得た訓練学校は、イギリスのサンドハースト陸軍士官学校をモデルにしています。


 記事は一部を紹介しました。

 結局、衝動的な理由で事件が起きたらしく、背後関係はないようですね。

 当サイトでも、これまで何度もこの種の事件を報じてきました。つまらない理由で発砲事件が起きるのは、よくあることです。各軍の高官が被害を受けたと言うだけで、これはアフガン戦に何の影響も与えません。

 米軍が訓練所をウェストポイントと呼び、英軍がサンドハーストと呼んでいるのは、寄せ集めの国際部隊の性質を反映しています。各軍がそれぞれの発想で動いているのが、対テロ戦の特徴です。米国内ですら、各機関で対テロ戦の定義が違ったことは有名です。

 


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