NATOが対ロシア防衛能力を強化

2014.6.4


 BBCによれば、NATOはウクライナでのロシアの行動に対応して防衛能力を強化すると誓約しましたが、ロシア政府との主要な合意は守ると言いました。

 この発表は米大統領が10億ドルを欧州派遣軍を強化すると誓約した後に行われました。ロシアは先に、NATOがヨーロッパ東部と中央部に大きな配備が行われるなら、1997年のNATO・ロシア基本決議から手を引くと言いました。

 NATO国防大臣会議の後、NATO事務局長、アンダース・フォー・ラスムッセン(Secretary General Anders Fogh Rasmussen)は、ロシア派過去5年間で軍事予算を50%増加させているものの、NATOは同じ時期に20%予算を削減したと言いました。「それは支持しようもありません」「我々がウクライナで見たものはモーニングコールなのです」。彼はNATOが即応行動計画を開発していると言いました。それは合同演習を増やし、NATOのサイバー防衛策を強化することに関連します。


 記事は一部を紹介しました。

 時間がないので簡単に書きます。

 昨日、ロシアが言ったことに対する対応がとられることになりました。まあ、妥当な線です。あまりロシアを刺激せず、かつ必要な防衛能力は整えるというところです。これにより、ウクライナの親ロシア民兵に圧力を加え、ロシアの介入を防ごうというわけです。ごく自然な成り行きと言えます。

 親ロシア民兵が行動を激化させない限り、ロシアが介入することはできませんし、情勢が極度に悪化することはありません。しかし、内戦が激化した場合、ロシアが再び動く可能性は十分にあります。


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