南スーダン軍がベンティーウ奪還作戦を開始

2014.5.5


 BBCによれば、南スーダン軍は先月反政府派に奪われたベンティーウ(Bentiu)で攻勢を開始しました。

 政府軍の兵士と装甲車が中心部へ向けて行くのが見られました。反乱軍は4月に街を占領した後、民族グループで数百人を殺したという国連の告発を否定します。

 街郊外の国連派遣隊の施設にいるBBCのアラステア・ライトヘッド(Alastair Leithead)は、街から銃声が聞こえたと言い、戦いがまだ終わっていないことを示唆します。装甲兵員輸送車に乗った政府軍兵士の長い列が早い時刻にゆっくりと市へ向けて移動するのが見られました。


 記事は一部を紹介しました。

 政治的な動きも記事に書かれていますが、省略しました。

 状況はまったく分かりません。現場に近いBBC記者も国連施設の中からしか取材できていないのです。航空機を見たという話がないので、地上軍だけの攻勢なのかも知れません。

 今回、政府軍がベンティーウを占領しても、また反政府派が奪還するかも知れません。それほど、この街は何度も支配者を変えてきました。反政府派が勢力を増し、首都に迫るかどうかが重要です。日本人の多くは自衛隊が南スーダンにいることすら知りません。先日、知人に聞いたら、彼も知りませんでした。政治の暴走に対する抵抗感はもはや失われているのです。


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