プーチン大統領がウクライナ選挙を尊重

2014.5.24


 BBCによれば、ロシアのウラジミール・プーチン大統領(President Vladimir Putin)は、ウクライナの大統領選挙の結果を尊重すると言いました。

 サンクトペテルスブルグ(St Petersburg)で、ロシアは日曜日の選挙で選ばれた人と誰とでも活動する用意があると言いました。

 東部ドネツク(Donetsk)とルハンシク(Luhansk)での暴力は、投票の準備をひどく妨害しました。


 記事は一部を紹介しました。

 今日も時間がないので簡単に書きます。

 東部で政府軍兵士14人が死ぬ攻撃があったばかりで、その背後にロシアがいないとは思えません。ウクライナ大統領選挙にロシアが干渉する可能性はまだ残っています。一部のロシア軍がウクライナ国境から撤退したという報道はありますが、また見せかけである可能性もあります。

 正直、ロシアの考えが読めません。かつてなら、ロシアは武力で一気に片をつけたものでした。グルジア侵攻がそうでした。しかし、今回は武力を用いない併合を考えているようです。今回は下準備で、将来的な併合を考えているのかも知れません。


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