DNA鑑定がレバノンが拘束した親子の身元を確認

2014.12.5


 alarabiya.netによれば、レバノンのニハード・マシュヌーク内務大臣(Interior Minister Nohad Machnouk)は、DNA鑑定がレバノン当局が拘束した子供がイスラム国の指導者アブ・バクル・アル・バグダッディ(Abu Bakr al-Baghdadi)の娘だと確認したと言います。

 拘束されている子供の母親は6年前に3ヶ月間バグダッディと結婚していたと言います。現在、彼らは結婚状態にありません。
 イラクはサジャ・アル・デュライミ(Saja al-Dulaimi)と特定される女性と少女をテストするため、レバノンにバグダッディのDNAサンプルを送りました。

 「デュライミは現在、アブ・バクル・アル・バグダッディの妻ではありません。彼女は3回結婚していました。最初は元イラク政権の男で、2人の息子をもうけました」「6年前に彼女はアブ・バクル・アル・バグダッディと3ヶ月間結婚し、娘をもうけました。現在、彼女はパレスチナ人と結婚し、彼女は彼の子供を身ごもっています」とマシュヌーク大臣は言いました。「我々は彼女と彼女の娘に対してDNA鑑定を行い、それは彼女が少女の母親であり、イラクから来たバグダッディのDNAに基づいて、少女が彼(バグダッディ)の娘であることを示しました」。

 彼は少女とその他の子供2人はアル・デュライミと共に保育センターに拘束されていると言いました。


 対テロ戦争の行方に、あまり関係ないかと思ったのですが、鑑定結果が出たので、紹介しました。

 6年前に結婚していただけで、現在は別の男性と結婚していることから、彼女は大した情報は持っていないでしょう。尋問しても、役に立つ情報は出てこないでしょう。妻子が拘束されたとの報道に多少の期待を持ちましたが、こういう結果です。

 


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