国連が南スーダン報告書で残虐行為を非難

2014.12.26


 alarabiya.netによれば、国連は報告書の中で、南スーダンの反政府派は10月の攻撃で民間人を殺害、強姦、誘拐し、少なくとも11人を死亡させたと指摘しました。

 元副大統領レイク・マシャル(former vice president Riek Machar)を支持する戦闘員たちは、10月29日に石油が豊富な街、ベンティーウ(Bentiu)を攻撃し、少なくとも民間人11人を殺し、その他の重大な人権侵害を行った、と土曜日に公表された報告書はいいました。

 南スーダン国連派遣団は、複数の情報源から2014年10月29日午後に街の一部から政府軍が撤退した後、反政府軍がベンティーウの女性住民を誘拐し、強姦したとの証言を受け取ったとも言いました。「数人の目撃者によれば、女性2人と6ヶ月の赤ん坊が反政府軍によって自宅で殺されました」「予備調査によると、(反政府)軍は著しい人権侵害と、戦争犯罪になるかも知れない深刻な国際人道法違反を犯しました」。

 ベンティーウは何度も支配者が変わり、4月に反政府派が奪ってから、マシャルの軍隊は何百人もの住人を殺しました。人々はモスクと病院でも殺害されました。街は今、ほとんど寂れ、約44,000人は首都ジュバ(Juba)の国連基地へ避難しています。


 記事は一部を紹介しました。

 自衛隊が派遣されている南スーダンに関する情報です。10月29日の攻勢は、この頃、シリアのコバネ戦に集中していて、触れていませんでした。

  自衛隊がいるのは南部のジュバで、反政府派は北部を支配しています。当サイトで何度も指摘したように、中部にいる韓国軍を主体とする部隊はすでに攻撃を受けています。このため、弾薬を必要とした韓国軍から弾薬提供の要請があって、それを巡って日韓がもめる事件に発展しましたが、馬鹿げているほど小さな問題です。国連派遣団の任務は近年、どんどん難しくなっていて、中立性を保つことすら困難になっているのです。南スーダンでは、その政府と反政府派の両方が国連部隊を嫌っています。

 そんなところに自衛隊を派遣したままになっているのは問題です。

 


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