何者かが日本でイスラム国への参加を募集

2014.10.7


 alarabiya.netによれば、イスラム国に加わるためにシリアへ行こうとした容疑で、大学生と複数の者たちが日本の警察から事情聴取を受けました。

 この報道は日本国内での武装グループに対する最初の支持です。警視庁は報道についてコメントを避けました。

 26歳の北海道大学の学生とシェアハウス仲間数人はシリアに行く準備をした容疑について事情聴取を受けました。捜査員は、休学中の学生がシリアで働く身分を提供する東京下町の古本屋のポスターに応募しようとしたと考えています。捜査員によると、学生はシリアで武装グループに参加する計画だったと認めました。警察はシリアへ行った記録は発見しませんでした。警察は自宅と古本屋を捜索しましたが、男性たちを正式に逮捕しませんでした。

 日本では、私的な戦闘を準備して有罪となった者は禁固5年の刑です。


 記事は一部を紹介しました。

 大学生がシリアに行こうとしたことよりも、誰が日本でイスラム国への参加を募るポスターを掲示したのかが問題です。古本屋が事情聴取を受けたとは書いてありませんが、誰かに頼まれたのだとしても、事情聴取は避けられません。あるいは、何者かが勝手に古本屋の建物にポスターを貼ったのでしょうか?。

 毎日新聞の記事には、なぜか古本屋のポスターについては何も書いてありません。産経新聞は「渡航を持ちかけた日本人の男ら」も逮捕されたと書いてあります。この男たちがシェアハウス仲間なのでしょうが、逮捕されていないのなら、ポスターを貼ったのは彼らとは違うのでしょう。真相がどこにあるのかは不明のままです。

 私は、ポスターを貼った者が誰なのかが重要だと思うのですが。

 


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