台風18号で嘉手納基地で死者1、不明2

2014.10.6


 military.comによれば、日曜日に、風18号で沖縄の米空軍隊員1人が死亡し、2人が行方不明になっています。

 「空軍兵1人は死亡が確認され、2人は5日午後3時45分に沖縄北西海岸から波にさらわれたあとで行方不明となりました」と嘉手納空軍基地は声明で言いました。隊員1人は海上保安庁が発見し、海から引き上げられ、地元の病院で死亡宣告されました。「嘉手納基地のHH-60と海上保安庁は残り2人の隊員を捜索しています。荒海が救助活動を難しくしています」。隊員の氏名は近親者へ通知されたあと、24時間公表を差し控えられています。

 海上保安庁第十一管区海上保安本部のミヤギ・ツグヨシ(Tsuguyoshi Miyagi)は、空軍兵は北部沿岸の島にいると言いました。


 記事は一部を紹介しました。

 まだ台風18号では大きな被害は出ていないと認識していましたが、在日米軍が被災していたようです。

 嘉手納基地の近くには島はなく、神山島などの大きな島は17km程度離れています。昨日は北風が吹いていたようですから、そこまで流されたのかは疑問に思います。あるいは、ごく小さな島があるのかも知れません。

 日本人ではないから報道しないという考え方には賛成できません。死者が出たのなら、それは台風の強さを示す情報として報道すべきです。この辺の日本のマスコミの感覚が私には分かりません。元記事には御嶽山の噴火で大きな被害が出ており、この台風がさらに肥大を拡大する恐れについても書いてあります。読者の大半が米軍人のメディアでも、このように客観的に書いていることに注目すべきです。

 


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