イラクにクルド人難民が大量流入

2013.8.20


 BBCによれば、シリアからイラクのクルディスタン国境に難民が溢れています。

 土曜日に10,000人がペシュカボア(Peshkhabour)を越え、木曜日以降、20,000人の流入をもたらしました。国連は理由は完全に明白ではないと言います。国連機関、クルド族の地域の政府、NGOは対応に苦慮していると記者は言います。

 国連難民高等弁務官(UNHCR)は、これがシリア内戦が始まってから、単一では最大の難民の波だと言います。理由が不明な中、シリアのクルド人と反政府イスラム武装勢力との間に衝突が急増しています。慈善団体「The Save the Children」は大量の流入に緊急対応を始め、基本的必需品を登録を待つ難民に配布しました。

 「これは前例のない難民流入です。主要な懸念はこれほど多くの人たちが国境で平地におり、緊急受付地域が限定されていて、あったとしても基本的なサービスだということです」と、この団体の現地緊急チームリーダーのアラン・ポール(Alan Paul)は言いました。「イラクでの難民への対応はすでに薄く引き延ばされていて、難民の半分近くは、体験すべきでないことを体験した子供たちです」。

 隣国レバノンにいるBBCのジム・ミュアー(Jim Muir)は、最新の難民は主に家族で、シリア北部の広大な土地から来たと言いました。彼らはチグリス川にかかる浮き橋を利用していました。

 「戦争と略奪、問題があり、私たちは食べ物を何も見つけられませんでした。だから、子供たちを救うために、私たちはここに来ました」と、5人の子供と共に橋を渡ったアブドルカリム・ブレンダー(Abdulkarim Brendar)は言いました。別の難民、アーメド・カリム(Ahmed Karim)は、彼は妻と生後3週間になる赤ん坊を餓死から救うために来たと団体に話しました。「市場では食糧が不足し、パンからガスボンベまで、何もかもが高価になり、失業が広がっています」。

 約150,000人のシリア人難民がすでにイラクで登録されていて、内乱以降、2百万人がシリアを去りました。UNHCRの新しいキャンプの現場担当者は木曜日の午前中に750人の難民を見ましたが、午後には約5,000〜7,000人が続きました。国連は最新の難民はアレッポ(Aleppo)、ハサカ(Hassakeh)、カミシリ(Qamishli)、その他の紛争地域から来たと言いました。金曜日に、UNHCR広報官のエイドリアン・エドワーズ(Adrian Edwards)はジュネーブで記者に言いました。「この突然の移動を許した要因は、完全に明らかではありません」。

 国連はイラクのクルディスタン政府、その他の機関と共に、ダラシャクラン(Darashakran)の近くに難民キャンプを建設するために活動しています。「難民キャンプは2週間で開始しなければならず、我々の望みはそれが圧力を軽減することです」。


 記事は一部を紹介しました。

 西欧諸国が非致死性の支援を増やしたはずなのに、各地域には物資が行き渡らず、不足し、高騰を招いているようです。人間は戦うための技術は熱心に研究するのに、難民の対応方法は研究したがらないということです。自分のためにならないことは、やりたがらない悪癖のなせる業。だから戦争がおきる訳です。

 難民が反政府派の支配地域から出ている点が非常に気になります。これだから、昨日のアフマド・ジャルバの声明なんか信用できないというのです。すごく気になることなのに、何の手がかりもないのが残念です。


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