1号戦闘勤務態勢は予告?

2013.4.1


 時事通信によると、北朝鮮の労働党機関紙・労働新聞(電子版)は31日、北朝鮮軍最高司令部が先に「1号戦闘勤務態勢に入る」と表明したことに関し「核戦争の勝者と敗者を決める大胆な先制攻撃意志であり、全面的攻撃の予告だ」と警告しました。

 また、別の記事は「米帝侵略軍の前哨基地である横須賀、三沢、沖縄、グアムはもちろん、米本土もわれわれの射撃圏内にある」とし、「日本から飛来するどんな現代的な航空機や巡航ミサイルも数十、数百キロ外で全て迎撃できる」と強調しました。


 本当に戦争をするのなら、核戦争をはじめると予告すべきではなく、奇襲効果を得るためにも、予告なしではじめるべきです。この声明は、戦術・戦略の常識に反しています。

 日本や米本土が射撃圏内だというよりも前に、目の前にいる在韓米軍に言及すべきでしょう。この声明には、韓国を刺激したくないという意図が感じられます。声明が聞かせたいのは、アメリカであり、早くB2爆撃機などを演習から引き揚げろといっているように聞こえます。

 虚勢ではあるものの、日本の地名が声明の中に出たことから、日本政府は何らかの声明を出して、日本国民の不安を取り除くべきでしょう。官房長官の定例記者会見の中で記者の質問に答えるだけでは足りないでしょう。こういう時にきちんと対応するのも危機管理です。


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