シリアの離反パイロットが政府軍を空爆か

2013.1.20


 alarabiya.netによれば、シリア軍を離反したパイロットが、ダマスカス郊外にあるシリア軍の陣地に対して空爆を行ったと、ダマスカスの反政府軍指揮官が土曜日に言いました。

 ダマスカス郊外の革命軍司令のアミル・ハムザ(Amr Hamza)は、目撃者は最初、航空機が間違って政府軍の陣地を爆撃したと考えましたが、数回の爆撃のあと、シリア軍の防空部隊が発砲したと言いました。「誤爆という推定は崩れました」。

 2年間の紛争で、政府軍のパイロットが政府軍を攻撃したのは、これが最初です。


 シリアの戦争犯罪の提訴に関する部分は、別の話なので省略しました。

 来るべきことが遂に起きたとは思いますが、目撃者の話だけで、航空機がどこから飛来したなどの情報がないのは問題です。本当に誤爆だった可能性は排除できません。

 考えられるのは、シリア北部の空軍基地から航空機が出撃したことです。最近陥落したタフタナズ空軍基地は、最有力候補です。

 こういう変化が今後起きてきます。先日も、alarabiya.netが反政府派がアレッポ解放を準備中と報じていました。いよいよアレッポを完全に解放する作戦の目処が立ったようです。


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