アフガン軍参謀総長もベイルズ単独犯を支持

2012.4.5


 military.comによれば、ロバート・ベイルズ2等軍曹(Staff Sgt. Robert Bales)が起こした17人殺害事件について、アフガニスタンの調査官は殺人者は1人だけだという強力な証拠があると言います。

 カルザイ大統領がカンダハル州に調査のために派遣したアフガン軍のシェール・モハンマド・カリミ陸軍参謀長(Gen. Sher Mohammad Karimi)は、彼が面談した生存者2人が殺人は単独犯が行ったという信頼できる説明を提供したと言いました。「彼らは私に同じことを話しました」「彼らは共に、家に来たのは1人だけだったと言いました」。


 この記事は簡単に紹介するだけにします。

 カルザイ大統領は現地で生存者と話し、複数犯説を聞かされて疑いを持ったようです。しかし、こういう事件に複数の人間が関与することは考えにくく、私は単独犯という解釈で問題ないと思います。証言だけでなく、法医学的な調査も進行中と書かれていることから、いずれ疑問は払拭されるでしょう。



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