コーラン焼却は米兵5人が関与

2012.3.4


 military.comによれば、アフガニスタンでコーランが燃やされた事件について、米軍当局者2人は金曜日に5人の兵士に責任があったと言いました。

 匿名の当局者は、それ以上に兵士の身元を明らかにしませんでしたが、彼らが軍法を犯した徴候はありませんでした。しかし、兵士は懲戒処分を受ける可能性があります。

 当局者は下士卒が先月、宗教的資材に拘留者が他の者へのメッセージを残していると考えられたこともあり、バグラム空軍基地の図書館から除去するよう命令を受けたと言いました。最初に資材は倉庫に置かれました。しかし、あとで、コーランを含む資材は焼却炉へ運ばれ、2月21日に燃やし始められました。地元労働者が焼却炉でコーランを見つけて回収し、基地の外に持ち出して焼け焦げた数部の本を示した後で、アフガン全土に暴力を起こしました。

 当局者は、兵士たちはコーランを廃棄するために焼却炉に置いた時、命令を誤解していたと言いました。彼らはそれらを焼却するのではなく、図書館から除去するようにだけ命令されていました。

 予備調査は金曜日にニューヨークタイムズ紙によって最初に報道されました。金曜日に調査はアフガンの米軍最高指揮官、ジョン・アレン大将(Marine Gen. John Allen)に報告され、国防総省は来週、記者に説明すると言いました。金曜日に、アフガンの聖職者評議会は、責任のある米軍関係者を裁判にかけて処罰するよう要求しました。

 オバマ大統領はカルザイ大統領に謝罪し、緊張を沈めるために米軍指揮官は地元指導者に会いました。しかし、軍が十年以上も戦争をしているのに、そういう間違いをするとは信じられないと言って、多くのアフガン人は鎮まりませんでした。アフガン指導者は自らの調査を行っていますが、いつ発表するかは不明です。


 アフガン人が言うように、十年間もアフガンで戦争をやっていながら、いまさら米兵がコーランの意味も分からないはずはありません。しかし、米兵たちは間違いをやったわけです。外国の習慣をいくら上官が兵士に説明したところで、彼らはジョークのネタにする程度で、真剣に身につけようとは思わないものです。だから、タリバン兵の死体に平気で小便をかけられるわけです。戦争の政治的意図と現場の様相の落差はこうした理由で起こります。



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