大統領批判のスタイン軍曹に免職の可能性

2012.3.23


 military.comによれば、オバマ大統領が憲法に違反する命令を出した場合は従わないと、ブログ「Armed Forces Tea Party Patriots」に書いた米海兵隊のゲーリー・スタイン3等軍曹(Marine Sgt. Gary Stein)は免職の危機に直面しています。

 彼はレオン・パネッタ国防長官(Defense Secretary Leon Panetta)のシリアに関するコメントも批判しました。

 海兵隊は声明の中で、3月8日にステインが国防総省の命令に違反した政治的声明を投稿したという訴えを受けて、ステインの指揮官に予備審理を命じました。「予備審理の結論を評価した後、ある指揮官は管理行為を通して訴えを取り上げるかどうかを決めます」。

 「起きたことに私は完全にショックを受けました」「悪いことは何もしていません。私は憲法を守り、非合法の命令には従わないという我々の誓いを記しただけです。これが犯罪なら、アメリカはどうなるのです?」。

 ステインは非難と戦うと言いました。彼は数ヶ月で期限が切れる軍務を延長する申請を出しました。

 違反が証明されたら、彼は除隊になり、伍長に階級を落とされるとステインは言いました。彼は水曜日にサンディエゴの海兵隊徴募支所の仕事から外され、コンピューターにアクセスできない事務仕事を与えられたと言いました。


 記事の残りはすでに紹介したことなので省略します。この事件は前にも紹介しました(関連記事はこちら)。

 スタインの発言の内容が分からないので、細かいことは言えませんし、前の同じことの繰り返しを書くことになりそうです。軍人は一般国民と同じように、何でも好きなように発言することはできないのです。それに尽きます。


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