カンダハルでアフガン人が米兵2人を殺害

2012.3.2


 military.comによれば、アフガニスタン南部で、NATO軍指揮官が外国人顧問がアフガン政府の省へ戻ることを許した数時間後に、アフガン兵1人を含むと考えられるガンマンが米兵2人を殺害しました。

 カンダハル州(Kandahar)のザリ地区(Zhari district)の地区長、ニアズ・モハマッド・シャハディ(Niaz Mohammad Sarhadi)は、銃撃がアフガン兵に読み書きの授業を教え、基地に住むアフガンの民間人がNATO軍兵士に発砲を始めた時、NATO軍基地で起きたと言いました。シャハディは銃撃が午前3時に始まり、NATO軍兵士は撃ち返し、その男とアフガン兵を殺したと言いました。

 カンダハル市のアフガン軍広報官、モハマッド・モーシャン(Mohammad Mohssan)は、事件がザリの基地で起こり、アフガン人2人が関与し、1人は兵士であると言いました。彼は2人が監視塔のアフガン兵に発砲し、それからそこに登り、NATO軍兵に撃ち始めたと言いました。

 米軍広報官、ジミー・カミングズ中佐(Lt. Col. Jimmie Cummings)は、アフガンの最高指揮官、ジョン・アレン海兵大将(Marine Gen. John Allen)が選ばれた要員に復帰を承認しました。彼はどの省が関係があるのかを言えませんでしたが、アフガン当局は一部は国際支援計画を防護する治安軍のために設置された省へ復帰したと言いました。匿名のNATO軍当局者は1ダース未満の顧問が復帰したと言いました。西欧の当局者はコーラン焼却に関するNATO軍とアフガンの合同調査は終わりに近づいており、予備調査結果は数日中に発表できると言いました。報告書は懲戒処分の勧告を含むかも知れませんが、必要ならば、来月準備されるより詳細な報告書に含まれるでしょう。

 国連の任務を運営するジャン・キュービック(Jan Kubic)は、調査を終えた後は「心からの謝罪が次のステップでなければならない」と言いました。彼はそのステップは適切な懲戒処分であると言いました。「こうした懲戒処分の後でだけ、軍隊は我々が誠実だと言えるでしょう」。彼はコーラン焼却問題を解決するのは軍隊次第だと言いました。「神聖なコーランを冒涜したのは国連ではなく、軍隊であり、どんなステップを取るかは軍隊次第です」。


 コメントしようがない話です。とりあえず、また顧問をアフガン政府から引き揚げ、そして様子を見るしかありません。もう、どうしようもないとしか言うことができません。


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