アフガンで婦人警官が米人顧問を射殺

2012.12.27


 military.comによれば、アフガニスタンのカブールにある警察本部の外で、婦人警官がアメリカ人顧問を射殺しました。

 ナーガス巡査部長(police Sgt. Nargas)は、首都の中心部に入り、買った物を持って店から出てきた特に彼を拳銃で撃ちました。彼女は攻撃の直後にアフガン側に拘束されました。それよりも前、彼女は知事のオフィスがどこにあるかを傍観していた人に尋ねました。多くのアフガン人と同じく、婦人警官は一つだけ名前を使用します。

 NATO軍広報官は、女性が事件後に逮捕されたと言いました。殺害された顧問は、現在は身元が公開されていない請負業者でした。

 攻撃は、壁に囲まれた、厳重に警備された、知事のオフィス、裁判所、刑務所がある警察本部の外で起こりました。モハンマド・ダオウド・アミン警察副本部長(Deputy Police Chief Mohammad Daoud Amin)は事件は調査中だと言いました。

 彼は、ナーガス巡査部長は4児の母親で、警察の人権部で2年間勤務し、その前はパキスタンとイランで難民だったと言いました。彼女は拳銃の携帯許可を持つ警察官だったので、施設内に武装して入ることができました。アミン副本部長は殺人者と被害者が面識があるかは分かっていません。


 記事の後半には、類似する事件が書かれていますが省略します。

 非常に珍しい事件なので紹介しました。動機はよく分かりませんが、知事のオフィスの場所を知ろうとしていたことから、知事の攻撃も考えていたのかも知れません。

 個人的な恨みというよりは、社会への憤りとか、タリバンなどにそそのかされての犯行が想像されますが、今のところは判断できません。続報があることを期待しています。


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