カルザイ大統領が再建チームを批判

2011.2.9


 military.comによれば、アフガニスタンのハミド・カルザイ大統領(President Hamid Karzai)は、地方の再建チームが公共事業の資金源を提供してアフガン政府を弱体化させたと繰り返し批判しました。

 カルザイ大統領は「PRT」として知られる再建基地を即座に閉鎖することを求めませんでしたが、並列の政府構造を取り除くために、移行の一部として閉鎖されるべきだと言いました。「移行はアフガンオーナーシップとリーダーシップにすべての物を与えることを意味します。当然、RPTは居場所はなくなります」とカルザイ大統領は首都で記者に語りました。「それは我々と国際社会の競争ではありません。彼らは我々と争うためにここにいるのではないと、我々は望みます」。

 アフガンの国際的な同盟国は、開発計画をこうした移行のあとも続けると言いました。地方の再建チームがこの計画に含まれるかどうかは不明です。NATO広報官は、直ちにカルザイ大統領の声明にコメントできないと言いました。現在、アフガンには27の地方再建チームがあり、34州に広がっています。


 記事の後半は最近のテロ攻撃についてなので省略しました。

 再建チームの活動の詳細が書かれていないため、カルザイ大統領の声明にコメントするのは困難です。多分、再建チームが現地の労働力をよい報酬で雇うため、政府の活動に支障が出ているのだろうと想像します。そう言えば、再建チームの活動はあまり報じられません。とりあえず、カルザイ大統領の発言が気になるため、記事を紹介するに止めます。


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