エイモス大将:ヘルマンド州の治安が改善

2011.2.20


 military.comによれば、米海兵隊のジム・エイモス大将(Gen. Jim Amos)は、アフガニスタンのヘルマンド州(Helmand province)の治安が、一部の兵士が7月に撤退できるほど向上したと言いました。

 「我々は大成功を収め、私は我々は転回点を超えたと考えます」「タリバンは殺されるか、飛び出したかのどちらかです。暴力と激しい戦闘は反転し始めました」。とエイモス大将は言いました。

 エイモス大将は、戦闘は軍がM-1戦車17両を送り込んだヘルマンド州の北東の町、サンギン(Sangin)に孤立したと言います。最近、サンギンは海兵大隊が昨年30日間の戦闘で15人を殺された後で「アフガンのファルージャ」と呼ばれました。12月のこの地域への訪問の間、エイモス大将はマルジャの治安が大きく改善したと言いました。


 昨日記事を更新できなかったので、本日行います。

 エイモス大将の発言は17日に紹介した記事とはかなり違います(過去の記事はこちら)。また、記事はまだ続くのですが、途中で訳するのを止めました。治安改善を示す特に具体的な情報が載っていないからです。エイモス大将は結論を並べているだけです。これは、予定通りに7月に撤退を始めるための布石のようなもので、事実がどうあれ、言わなければならないものなのです。軍事的な発言ではなく、政治的な発言ということです。



Copyright 2006 Akishige Tanaka all rights reserved.