「ハート・ロッカー」がテレビ番組に?

2010.8.26

 military.comによれば、映画「ハート・ロッカー」にインスパイアされたテレビ番組「Bomb Patrol: Afghanistan」を、アメリカの衛星テレビ局でゲームメーカーでもある「G4」が制作することになりました。

 撮影隊は米海軍の爆弾処理チームに同行し、アメリカで訓練を受けた後でアフガニスタンへ行きます。番組は来年春のラインアップに予定されています。米海軍はこの番組を制作するためにG4と作業していることを認めましたが、詳細を明らかにしていません。G4の声明は「撮影隊は特集される爆弾処理の機動小隊の活動に完全に従軍し、G4の視聴者に、かつて知られることがなかった、この世界でのインサイダーの視点を提供します」「ある日のパトロールは遠隔操作のロボットを用いて50ポンドの道路脇の爆弾の除去に成功し、別の日は70ポンドの対爆スーツを着た処理チームの技術者が、潜在的に致死的なIEDに直接接触したりするでしょう」。声明は処理チームの犠牲者をどう表現するかに関する詳細を避けました。G4の公報はmilitary.comに対して、同社がこういう状況をどう処理するつもりか知らないと言いました。


 どんな番組になるのかは不明ですが、ゲームメーカーでもある会社が手がけることから、スリルを強調する内容になるのは間違いないでしょう。この制作会社は日本の人気スポーツ番組「サスケ」を「Ninja Warrior」として放送し、アメリカ版も放送しています。

 そのためか、記事はコメントを求められた元処理チームの隊員が「新兵を集めるために海軍が許可した」という冷めた声を掲載しています。

 ドキュメンタリー番組としては、イラクで爆弾処理チームが取材されたことがあります。しかし、安全対策から、作業中は遠くから撮影し、現場に近づくのは爆弾を処理してからなので、作業中の隊員の顔はさほど見ることはできませんでした。スリルのある映像を撮影できるかどうかは疑問です。

 ちなみに、IEDが爆発する映像や押収した爆発物を爆破処理する映像は、YouTubeに沢山アップロードされています。「IED」「EOD」といったキーワードで検索すると沢山出てきます。下の映像は、その一例です。

 どんな番組かは分かりませんが、見方によっては、どんな番組でも参考にすることはできます。


 

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