ハッチンズ軍曹が軍務に復帰

2010.7.1


 military.comによれば、2004年にイラクのハムダニヤ村でイラク人を殺害しながらも、裁判手続きの問題で無罪判決を受けた米海兵隊のローレンス・ハッチンズ三世3等軍曹(Sgt. Lawrence Hutchins III)が任務に復帰しました。(過去の記事はこちら

 彼は6月14日に釈放されました。現在、事件は4月の判決を支持するかについて上級裁判所の手にあります。「私は、自分が利用されてきた政治的な成り行きによって公正な裁判を受けられないことを恐れます」とハッチンズ軍曹は語りました。裁判が終了するまで、彼はキャンプ・ペンデルトンの第1海兵師団で、演習の兵站を担当します。ハッチンズ軍曹は制約の下には置かれておらず、他の海兵隊員と同様に扱われますが、法律的な状況のために派遣はされません。ハッチンズ軍曹は、レイ・メイバス海軍長官(Navy Secretary Ray Mabus)が自分を捕まえたがっていると言いました。メイバス長官は昨年、ハッチンズが殺害計画と隠蔽未遂の首謀者だったと信じており、彼が刑期を完全に終えるべきだと言ったためです。


 この記事には、ハッチンズが殺人現場にいなかったと主張していることが書かれています。これは初耳です。彼の有罪は疑いがなく、手続き上のミスで釈放されたのだと思っていました。

 裁判で時事関係が再び争われることになるのか、手続き上の問題だけが扱われるのかが気になるところです。ハッチンズ軍曹は退役せずに、勤務を続けるようです。この裁判にはさらに発展がありそうです。


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