ラプターがアラスカで墜落

2010.11.18

 military.comによれば、本日、定期外の記事の更新がありました。アラスカ州で墜落した米空軍のF-22「ラプター」が発見されたためです。

 残骸は今日の午前10時15分に、アンカレッジの北方100マイルのデナリ国立公園内(Denali National Park)の南部で発見されました。機体を見つけたヘリコプターの要員は地上に降りられず、パイロットの生存や機体と共にいるかは未確認です。捜索が続いています。F-22は1時間20分間飛行し、訓練飛行のほぼ終わりにいました。昨日の午後7時40分、F-22はレーダーから消え、僚機と連絡が取れなくなりました。

 飛行隊長のジャック・マクミューレン大佐(Col. Jack McMullen)は、「彼ら(パイロット)はサバイバル用具を持っています」「彼はこうした環境で生存するように訓練されています。彼は用具を身につけます。しゃがみ込み、極寒と戦うために、彼はサバイバルキットの中の物を手にします」と言いました。


 時刻は現地のそれですから注意して読んでください。上の記事は簡単な要約で、まだ詳細があるので、関心がある方は全文をお読みください。

 すでに一晩が経過しており、すぐに発見されないと生存は難しくなります。アンカレッジの気温を調べたら、その時点ではマイナス12度でした。かなりの寒さですが、墜落現場はもっと寒いでしょう。脱出したとして、その際に怪我をしていると、訓練通りに行動できず、環境への対応が難しくなります。



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