ガンシップの攻撃はトマホークによる空爆?

2008.3.4



 spacewar.comによれば、3月2日、米軍はソマリアのケニア国境付近を、少なくとも1機のトマホーク巡航ミサイルで攻撃しました。攻撃目標や成果に関する情報は伏せられていますが、目標がアルカイダのテロリストであることは発表されました。

 ワシントン・ポストによれば、その町はケニア国境から4マイルの位置にあるドブレー(Dobley)で、地元の報道を引用して、標的はアルカイダ・メンターのケニア人、サレ・アリ・サレ・ナブハン(Saleh Ali Saleh Nabhan)だとしています。彼は1998年のケニアとタンザニア米大使館の爆弾事件で中心的な役割を果たしたと考えられている、アルカイダのメンバーです。

 ガンシップによる攻撃と報じられた空爆は、ミサイル攻撃であった可能性が考えられますが、トマホーク攻撃では6人が負傷しただけだと報じられています。しかし、攻撃が行われた日がどちらも2日の月曜日である点が気になります。国防省報道官は、ガンシップによる攻撃は承知していないと言っています。ガンシップの記事は情報が少なすぎ、攻撃が行われた場所すらはっきり書かれていません。時間が経てば、真相が分かるかも知れません。

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