サンダーボルトの飛行禁止は続く

2008.10.18



 military.comによれば、この2週間、アリゾナ州のデヴィス・モンサン空軍基地で飛行停止になっているA-10攻撃機「サンダーボルト」は、未だに飛行再開の目処が立っていません。

 この基地の40%以上のA-10攻撃機は、10月3日に空軍が翼に亀裂がはいる傾向があると宣言され、改善が終わるまで飛行停止の命令を受けています。34機が調査され、その全機の翼に亀裂が見つかりました。しかし、その内1機は飛行が可能だとみなされています。この基地の47機のA-10には問題が見つかっていません。この基地では飛行訓練が行われており、飛行停止は訓練に影響を与える可能性が出ています。全世界では、A-10は400機が使われており、130機が飛行停止処分を受けています。

 この亀裂がどんなものなのかは、記事には書かれていませんでした。翼のフレームに亀裂が入ったのなら、それは非常に危険なことです。A-10は、すでに長年使われている機体ですが、それでも基本的な問題が発生する場合があるわけです。F-15が亀裂による空中分解で墜落した事件でも、確立されたように見える技術にも、どこかに落とし穴があることが証明されています。兵器技術においては「システムの崩壊」は無視されやすく、私たちはもっと目を向ける必要があります。

 あと、これも書いておきましょう。military.comによれば、アフガニスタンにもっと多国籍軍を派遣することを求めたイギリス軍のデビッド・リチャーズ大将(Gen. David Richards)が、アフガンにさらに30,000人の兵士が必要だと確信していると述べました。これにはイギリス兵5,000人が含まれると考えられています。

 グルジア紛争とパイプラインの問題について論じた、この記事も面白そうです。


Copyright 2006 Akishige Tanaka all rights reserved.