onlineで定期購読の申し込み!

総合的国際情報誌
フォーサイト

歴史ファンなら…
歴史街道

航空自衛隊なら
Jウイング

海上自衛隊なら
Jシップス

このコラムの広告だけはWindowsマシンでアクセスしてください。申し訳ありませんが、現状では、Macintoshではシステム上の理由でエラーが出ます。

サドル・シティの掃討作戦が準備中

2007.3.2



 ハイジャックされたソマリアの貨物船の報道がまったく出なくなりました。しかし、平和維持軍の最初の一陣35人が到着しました。来週、1,600人余りが到着します。

 さて、military.comによれば、3月1日にイラクのラマディのサッカー場で爆発が起こり、18人の子供たちが死亡したという記事は誤報でした。爆発はサッカー場ではなく、その近くで起こりました。31人の人が負傷しましたが、米軍が治療にあたり命を落とした人は誰もいませんでした。爆発はトラック爆弾を米軍が爆破処理しようとして、予想以上に爆発が巨大だったために起こったようです。

 掃討作戦が失敗に終わったという見方はほとんど定着したようです。当初の楽観的な見解は見なくなりました。イラク政府のトップからシーア派武装勢力に掃討作戦に関する情報が漏れ、彼らが首都から姿を消し、掃討作戦が空振りに終わったのです。ロイター通信によれば、まもなくサドル・シティに対する掃討作戦が実施されます。イラク軍のカリーン・アブデュール・ラーマン少将は、今回の作戦は今までと違うと言っていますが、それを信じる人はいないでしょう。また同じことが繰り返されるだけです。作戦が終了する頃には、イラクでは何をしても成功しないという見方がアメリカに定着するはずです。そのあと、ブッシュ政権がどうするのかを今から考えておく必要がありそうです。イラクやシリアへと戦線を拡大するのは不可能です。ウォルター・リード陸軍病院の指揮官が解任されるなど、悪い材料も積み重なっています。正直なところ、ブッシュ大統領にはあまり無理をしようと思わないで欲しいと思います。それで別の悲劇が起きるといけません。

 
Copyright 2006 Akishige Tanaka all rights reserved.